保険は、社会に存在する様々なリスクに対して経済的保障を提供できる仕組みです。企業活動や家計において、リスクの存在を前提とした事業展開と生活設計を考えなければなりません。本ゼミナールの目的は、保険およびリスクマネジメントの基礎理論を身につけ、生活設計のスペシャリストやリスク管理のエクスパートになるための土台つくりをすることです。また、多様な学習の一環として、FP (ファイナンシャル・プランナー) 資格とQC (品質管理) 検定の資格取得にも挑戦します。
<演習Ⅰ> 2年次では、保険・リスクマネジメントの諸領域を浅く広く学び、現実に起きていることについて理論的に考える力を養います。アカデミックな手法を習得し、3年生以降の本格的な卒業研究に向けた準備をします。実践的な学びとしてディベートや学外授業、実務の方による特別講義のほか、FP検定にも挑戦します。
<演習Ⅱ> 3年次では、保険・リスクマネジメントの諸領域をより深く学んでいきます。学術論文の輪読や興味あるテーマの研究報告を重ねながら、批判的・論理的思考力を身につけ、各自の研究テーマを選定していくことを目指します。QC検定にも挑戦します。
<演習Ⅲ> 4年次では、大学生活の集大成として、卒業論文を完成させていきます。各自の卒業研究テーマに沿って、学術論文としての適正さとオリジナリティーを持ち合わせた卒業論文を仕上げるよう指導します。
参加度・報告・レポートにより総合的に評価します。
テキスト・参考文献
適宜指示します。
備考
- 当事者の自覚をもって、積極的に関わる姿勢でゼミに参加する方を歓迎します。
- ゼミの公式活動において、無断欠席は認められません。
- 保険論A、保険論B、生命保険論、損害保険論を履修することが望ましい。
ゼミは、協働的学びの場であり、メンバー全員でつくりあげていくものです。そのため、一人ひとりの主体的な参加が必要不可欠です。ぜひこのゼミでしかできない学びを通して、成長していきましょう!