本演習では、「場所」や「地域」の意味を意識した売れる仕組みについて深く学び、研究します。モノやサービスは、どこで売るかによって、その価値や意味が変わったり、売れ行きに大きな影響を与えたりします。そのため、地域や場所(市場)が有する特性を深く理解し、市場に集まる顧客特性を理解した上で、その市場に最適な売れる仕組みを作る必要があります。本演習では、このように、「場所」や「地域」を意識しながら、下記のテーマを切り口とし、各自の関心に合わせた研究を行ってもらいます。
- ① 商業集積研究: 問屋街、ショッピングセンター、商店街、地下街など
- ② 市場研究:消費のローカル性(地域特性)、フードデザート問題(買い物難民問題)
- ③ 流通研究:商品流通のローカル性(地域性問題など)
- ④ 地域ブランド研究:地域ブランド商品とその流通・マーケティング
- ⑤ 観光研究:地域観光マーケティング
- ⑥ 流通業の国際化研究:小売・卸売・外食業の海外進出、海外市場
2年生(演習Ⅰ):調査・発表・討論を通じて文献の調べ方やレジュメ作成など、研究を進めるにあたって必要な基礎的なスキルを学習することに努めてもらいます。それと伴い、できるだけ多くの文献に触れ(調べる・読む)、研究テーマを見つけることを演習Ⅰの目的とします。
3年生(演習Ⅱ):グループ研究を中心に研究を行い、その成果を「愛知学院大学商学部ビジネス・カンファレンス」で発表することを演習Ⅱの目的とします。
4年生(演習Ⅲ):個人研究を中心に研究を行い、その成果を「愛知学院大学商学部ビジネス・カンファレンス」で発表し、卒業論文につなげることを目的とします。
出席、ゼミ活動、ビジネスカンファレンスや卒業論文の内容により総合的に評価します。
- ◎本演習では、「自主自律・協働」をモットーに、アカデミックな行事等に全力で取り組み、成長できる場を提供します。大学生活の中で何か一つこれを頑張ったと言える経験を作りたい、成長したい方はぜひ応募してください。(本演習は「愛知学院大学商学部ビジネス・カンファレンス」に参加することを前提とします。)
- ◎演習時間外の活用が必要ですので、演習時間はもちろん、演習時間以外に行うグループ単位活動の無断欠席は厳しく禁じます。