現代では、人々が暮らたり、ビジネスを行ったりする上で「お金」が必要不可欠です。であるがゆえに、もし、いま手元にある範囲でしかお金を使えなければ、暮らしに支障をきたしたり、ビジネス機会を逃したりする可能性も出てくるでしょう。お金を必要としながらも不足するところへお金を融通する仕組み、すなわち「金融」は、暮らしやビジネスを支える重要な役割を果たしているのです。
金融がうまく機能しないと、経済に悪影響が及ぶことがあります。また、金融を取り巻く状況は刻々と変化しており、新たな課題も次々生じています。本演習では金融に関する様々な課題について、各自が関心に沿ったテーマを設定して研究を行います。
本演習の目標は、研究に取り組む過程で、問題を発見して分析する力、自身の意見を論理的に説明する力、他者と協働して問題解決を図る力を身につけることです。
- 2年次:文献の輪読を通じて、金融の基礎知識を得るのと同時に、文献の読み方、議論の仕方、資料の作り方、発表の仕方、レポートの書き方などを身につけます。
- 3年次:グループでテーマを設定し、そのテーマについて調査や分析を行い、発表と討論を繰り返しながら研究を深め、成果を共同論文にまとめます。
- 4年次:ゼミ活動の集大成として卒業論文の作成に取り組みます。
研究発表の内容、議論やゼミ活動への貢献度、提出物の内容により評価します。
適宜指示します。
ゼミでは、参加者一人ひとりが主体となって研究に取り組む他、教員を含む参加者全員が協力して活動を作り上げます。ゼミ活動へ主体的かつ協力的に参加してくださる方を歓迎します。