本ゼミナールでは、マーケティングに関する基礎的な知識を習得するだけでなく、「演習」という科目名のとおり、それを用いて実際にマーケティング戦略の策定を行います。マーケティングに関する実践的な思考力の養成を目的とします。
なお、担当教員はマーケティング論全般を専門としており、特に消費者行動、ブランド戦略が主たる研究対象です。
重要文献の内容についての報告⇒戦略策定に必要な、基礎的な知識を習得する。
毎回、当番の学生が重要文献の内容(指定された範囲)を他の学生の前で報告します。
ここで用いる文献は、マーケティング理論の深い理解と卒業論文の執筆に資する重要なものです。他の学生によくわかるように、責任をもって説明することが求められます。
マーケティング戦略の策定⇒自分の頭で考えて問題解決を行う能力を身につける。
講義や演習で学んだ知識を活かして、特定企業のマーケティング戦略を策定します。
2, 3年次には、複数の学生がグループをつくり、共同で戦略策定課題に取り組みます。そして、その成果を当該年度1月に開催される「商学部ビジネス・カンファレンス」にて発表します。
4年次には各学生が単独で戦略策定課題に取り組み、その成果を卒業論文にまとめ、さらに「商学部ビジネス・カンファレンス」にて発表します。
文献報告・研究報告・卒業論文の質、演習に取組む姿勢、ゼミ全体への貢献度をもとに総合的に評価します。
◇マーケティングを講義で学んだだけでは使えません。本ゼミでマーケティングの知識を使えるものにし、就職活動や仕事に大いに役立てませんか。
◇近年、失敗を恐れずに挑戦をすることがイノベーションを創出し、組織の成長につながるとの理由から、従業員を仕事の成功・失敗ではなく新たな価値を生み出す挑戦の回数で評価する企業が見られます。ビジネスでは挑戦することが大事なのです。とはいえ、実社会は失敗にそれほど寛容ではありません。本ゼミは、マーケティング戦略の策定に「失敗を恐れず全力で挑戦する場」です。人生において貴重な「挑戦の場」を徹底的に活用して成長しませんか。
◇普段はガッツリ勉強しますが、オフはしっかり遊びます。名古屋ダイヤモンドドルフィンズを観戦したり、飲んだりすることもあります。毎年、TDRやUSJあたりで合宿します。
◇次のような人を歓迎します。
◎ 本当にやる気がある人。やる気を卒業まで維持できる人。
◎ マーケティング論A(脇田先生、または私が担当)を春学期に受講している人。選抜の場合、優先します。
◎ 他の学生とコミュニケーションをとって協働できる人。
◎ 勉学はいうまでもなく、ゼミ運営に関する業務を嫌がらずに遂行できる人。
◎ ゼミの明るい雰囲気になじむ人。
◇次のような人は応募を控えてください。
× やる気がない人。やる気があるふりをする人。
× 安易に欠席や遅刻をする人。
× 無礼な人。