本演習(ゼミナール)では、人間の視覚情報に関する基礎的な知識を修得し、情報処理および分析を行います。実践的な思考力の向上を目的とします。研究テーマは、①店舗設計におけるレイアウトや配色・配光、②ポスターや案内表示などのサインデザイン、③効果的なWebデザインの提案、④CG(VR、ARなど)の応用、⑤人間の視知覚特性における基礎研究など、商学にプラスαの要素を提案します。卒業研究のテーマは、ビジネスと視覚情報に関連するものであれば細かい制限を設けておりません。
ゼミ生には、“関連する本の講読”、“学外研究発表(学会など)や参加”、“他大学との交流”など多くの経験をしていただきます。加えて、社会を体感する目的で、企業訪問も考えています。歓送迎会や合宿など学生間の交流を図り、明るく楽しい環境を目指しています。
- 2年次 <知識の習得>
研究の進め方、文章のまとめ方など、卒業研究に関する基礎を学ぶ。
論文(先行研究や類似研究)および研究速報のディスカッション、調査、まとめ など - 3年次 <応用技術の討議>
グループワークを行い、卒業研究に向けて学ぶ。
ビジネスカンファレンス(研究発表会)に向けて、視覚心理に関する研究についてグループワークを行い、表現方法(色や光のコントロール)に関する文献紹介やディスカッション など - 4年次 <卒業論文を作成>
卒業研究のテーマ設定から卒業論文執筆までを学ぶ。
卒業研究やビジネスカンファレンスの発表、関連学会や研究会での発表(参加も含む)など
詳細はシラバスに記載しておりますが、以下の内容を総合的に評価します。
- 理解度確認、レポートおよび研究報告、資料作成 など
- 研究に取組む姿勢、ゼミへの貢献度
- 学内外における研究発表会への発表や参加 など
共同研究の実施、関連する企業への訪問、研究発表、資格取得 など、社会への関わりを深く体験していただきますので、次のような学生を歓迎します。
- 視覚情報(配色や形、照明など)に興味があり、探究心旺盛でチャレンジ精神が強い学生
- 周りの人々(ゼミの仲間、先輩、後輩、教員、他大学の学生や教員、企業の方々など)とコミュニケーションをとり、責任を持った行動ができる学生
- 笠置が開講している科目(マルチメディア論、コンピュータグラフィックス、Webデザイン)をすべて履修する学生
※ 現在作成中です(随時更新予定)