当ゼミナールでは、情報ネットワークのビジネスや生活への活用、およびインターネットを利用した情報処理について学びます。また、生活をより快適にするための情報システムやアプリの企画・開発なども行ないます。
2年次では、研究や就職活動を行う上で必要となる、パソコンの活用方法を実習形式で学ぶとともに、コミュニケーション能力なども身につけていきます。そして、情報処理の基本的な内容を体系的に勉強し、経済産業省が実施する次の資格試験のいずれかへの合格を目指します(すでに合格している人に対しては、個別に対応します)。
- 基本情報技術者試験(ITエンジニアに必要な基礎的スキルを認定する試験)
- ITパスポート試験(ITを利活用する社会人に求められる知識を認定する試験)
- 情報セキュリティマネジメント試験(ITパスポートからステップアップした試験)
これらの資格は国家資格であり、合格には努力が必要となりますが、合格すれば就職活動や就職後の業務に有利となる可能性が高いものです。そこで、試験に確実に合格できるよう、講義だけでなく模擬試験や過去問題の演習と解説なども積極的に行います(同じ目標を持った仲間同士で助け合いながら一緒に合格を目指しましょう)。
3年次の春学期では、資格試験対策と並行しながら、Webページが表示できるしくみやコンピュータシステムなどについても初歩的な部分から学びます。また、ゼミ全体を3人1グループ程度に分けてプロジェクト単位での課題研究なども体験します。このときに、グループディスカッションやプレゼンテーションの能力も身につけていきます。
3年次の秋学期からは、卒業論文の作成に向けて、以下の内容から各自が興味を持ったテーマを選んで色々な角度から情報ネットワークや情報システムについて、実際にパソコンやインターネットを利用しながら研究を進めていきます(できるだけ、この時期までに自分の「やりたいこと」を見つけられるようにしましょう)。
- インターネットを利用したコミュニケーション(Webの活用やWeb制作など)
- プログラミング・アプリ開発
- 情報システムの開発や企画
- セキュリティ対策
- 情報教育
- DX、生活やビジネスでの活用、教育や医療・スポーツや健康管理での活用など
- AI(人工知能)、IoT、組込みシステム、ロボット、生体認証、 5Gなど、新しい技術の利活用
ゼミの受講にあたっては特別な専門知識や経験などは必要ありませんが、パソコンを利用した演習も行いますので、情報処理を本格的に学んでみたいと考えている人、インターネットやコンピュータを有効活用したいと考えている人の積極的な受講を希望します。また、通常のゼミの他にサブゼミ、合宿、工場見学、CEATEC(幕張メッセで開催されるアジア最大級のITに関する展示会)の見学、ゼミ卒業生による企業説明会、資格取得に向けた勉強会、親睦会などの行事も行っています。これらの行事にも積極的に参加し、より充実した学生生活を送りたい人を歓迎します。
【URL】http://yoshida-lab.agu.jp/
※ ゼミ生が作成したものです。卒業までのゼミの流れやゼミ活動などについてご覧いただけます。