| お知らせ | 愛知学院大学 商学部

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お知らせ

月別アーカイブ: 11月 2022

商学部ビジネスカンファレンス中間報告会を開催しました

商学部では、学生の研究発表の舞台として毎年「商学部ビジネスカンファレンス(通称:ビジカン)」を開催しています。8回目を迎える今年のビジカンは論文部門とプレゼン部門で研究成果を競います。

そのビジカンのプレゼン部門の中間報告会が11月26日に開催されました。
中間報告会は、来年1月に開催される本大会に向けての練習の場としての位置づけですが、当日は各会場で活発な議論が展開され、本番さながらの盛り上がりを見せました。

参加された方には、本大会でより充実した研究発表が行えるよう、中間報告会での経験を活かして頂きたいと願っています。

青木学部長による開会挨拶

学生による発表

報告会場の様子

閉会式後


租税法 出前講義(名古屋中税務署)

11月22日(火)、租税法A(基礎)/税法の授業におきまして、「税を考える週間」(11月11日~17日)にちなみ、名古屋中税務署による出前講義が開催されました。
税の意義や役割について能動的に考え、理解を深めてもらう、という趣旨のもと、名古屋国税局徴収部次長水谷孝広様による「税の役割と国税庁の仕事」のご講演。
続いて本学商学部出身で同徴収部納税管理官・国税実査官の赤堀史弥様(2009年3月卒)による税務署を選択した経緯や職場環境についてのお話を伺いました。
受講生は使命感を持って活躍する先輩らの姿に多くを学び、大変貴重な経験となりました。


商学部のゼミナール紹介(中澤優介ゼミナール)

商学部教員の中澤優介です。
商学部で簿記・会計の講義科目を担当しています。3回目の登場です。

今回は、中澤ゼミナール(以下、中澤ゼミ)の活動内容をご紹介します。

中澤ゼミのテーマは「ヒトを動かす計算・測定・会計」です。

そもそも、私たちの行動や判断は、計算や測定によって得られた情報でかなり左右されます。

例えば、高校生の皆さんが大学受験時にとる行動や判断は、自身の内申点や大学の偏差値といった、「計算・測定されたもの」に大きな影響を受けるものです。

では、ビジネスにおいて、大きな影響力を持つ「計算・測定されたもの」は何かというと、それは「利益」です。
そして、利益の計算・測定は、「会計」を用いて行われます(むしろ、会計を使わないと「利益」は計算できません)。

このような問題意識のもと、中澤ゼミでは、特に「管理会計」という会計の領域に焦点を当て、企業がビジネスを行う際、会計や会計を通じて得られる情報をもとに、ヒト(社員・従業員)の行動がどのよう管理されているのか(コントロールされているのか)を調査・研究しています。

2年次・3年次のゼミではグループで研究を行い、その成果を、名城大学など他大学との合同ゼミ討論会や商学部内の研究発表会(商学部ビジネス・カンファレンス)で報告します。
4年次では、それまでのグループ研究活動を通じて得た知識やノウハウを駆使して個人で研究に取り組み、1年をかけて卒業論文を執筆します。

本文末尾に掲載の写真は、本年度(2022年度)の3年次ゼミの様子を写したものです。
3年次ゼミでは各グループが定期的に研究報告を行い、ゼミ生全体でその内容についてディスカッションを行います。

本年度の3年次ゼミのグループは3組ありますが、各グループがそれぞれのグループの研究内容も確認し、互いに切磋琢磨ながら、合同ゼミ討論会や商学部ビジネス・カンファレンスでの発表を目指して、日々、研究調査を進めています。

最後に、中澤ゼミでは、知識を駆使して「考えること」を特に重視しています。

新たな知識や情報を得ることだけが学習や勉強のように思われがちですが、それだけでは不十分です。
知識の使い方(=知識を駆使して考えること)、これが分かっていないと、知識がいくらあってもほとんど意味がありません。

料理に例えるなら、知識を獲得することとは、食材を手に入れることです。
ですから、いくら豊富に食材があったとしても、それを調理する方法を分かっていないと、料理はできないのです。

スマートフォンが普及した現代では、情報や知識は簡単に手に入ります。しかしその一方で、得た情報や知識をどのように使うのか、ということは、その方法を学び、そして実際にやってみないとなかなか身に付かないものです。

ゼミでは、研究活動を通じて、専門領域の深い知識(中澤ゼミの場合は管理会計の知識)を獲得するとともに、その知識の適切な使い方(知識を駆使した考え方)も同時に身に付けることができるのです。


 

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