| お知らせ | 愛知学院大学 商学部

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お知らせ

月別アーカイブ: 8月 2022

商学部のゼミナール紹介(李素熙ゼミナール)

皆さん、こんにちは。商学部の李です。
今回は、商学部の李ゼミナールで取り組んでいる活動の一部を紹介します。

まず、ゼミナール(以下、ゼミ)とは、教員の指導のもと、少人数の学生が特定のテーマについて討論と報告を繰り返しながら専門知識を深める大学の授業を指しますが、ゼミによって取り組む活動内容は様々です。

李ゼミでは、なるべく‘実践的な学び’ができるよう、地域の企業と提携した企画提案会を開いています。
つまり、大学講義で学んできたマーケティング知識やリサーチ結果を企業の経営戦略や商品開発などに活かすといった取組みです。

例えば、今年度、実施していた産学連携の取組事例(企画提案会)について話しますと、フランスに本店があり、日本では、JR名駅高島屋と名古屋市西区に店舗を構えている「ミッシェル・ブラン」に参加していただき、「路面店の売上を伸ばす方法」について、ゼミ全体でその解決策を企画提案し、実務の現
場に役立つ実現可能な企画提案ができることを試みたものです。

企業側は「学生の斬新なアイディアが欲しい」と言います。
ところが、学生がその分野で長らく従事してきた実務の方に役立つ提案をするということはそう簡単なことではないのは事実です。
そのため、実際に商品を試食し、商圏エリアを歩き回ることはもちろん、担当者との質疑応答、文献調査、アンケト調査などを踏まえた上、論理的に考え、理屈づけをしながら、解決策を練っていくことが重要となります。

ゼミ生同士が同じ課題・目標に向かって切磋琢磨しながら、これらの一連の過程を踏むことによって、チームワークの大切さやプレゼンテーションのスキルも養うことが期待できると思っていますが、何より李ゼミ(演習)では、できるだけ「現場」に行かせてもらい、肌で感じてもらうことを大切にしています。


オープンキャンパスが開催されました!≪Part2≫

8月6日(土)と7日(日)の二日間にわたって、名城公園キャンパスにて、オープンキャンパスが開催されました。
商学部は、模擬講義だけでなく卒業生や現役生によるトークショー、さらにはPepper君を用いた体験型イベントを開催しました。
個別相談ブースも設け、来場者の様々な質問に、教員と現役生、さらには卒業生が対応しました。
模擬講義、トークショー、体験型イベント、個別相談ブースには、多くの高校生や保護者の方が足を運んでくださいました。ご来場に感謝申し上げます。
次回のオープンキャンパスは、10月2日(日)に名城公園キャンパスで開催予定です。次回も商学部の魅力を存分にお伝えしたいと思いますので、多くの方のご来場を楽しみにしております!

模擬講義

個別ブース

学生スタッフ

<動画のご紹介>
卒業生によるトークショー「商学部卒業生が語る『商学部に入って大正解!!』」では、卒業生が商学部での4年間と就職した現在に基づいたリアルな話を展開してくれました。
現役生によるトークショー「商学部現役生が語る『商学部に入って大正解!!』」では、現役生が現状に基づいたリアルな話を赤裸々に展開してくれました。以下にアクセスして頂き、是非ご覧になってください!
・卒業生によるトークショーの様子
https://youtu.be/bcysgxiVl5s
・現役生によるトークショーの様子
https://aichigakuin.sharepoint.com/:v:/s/msteams_41807d/EYY1bPdr1oxKnZffDWv7TDkBRIkN_6VOvndUSx_1r3rRWA?e=sMg9pP


商学部のゼミナール紹介(秋本昌士ゼミナール)

受験生の皆さん、商学部ウェブサイトへようこそ。
商学部教員の秋本です。

ここでは、秋本ゼミナールの活動方針と内容をご紹介します。
本ゼミの演習テーマは「マーケティング」です。
お客さんがモノやサービスを買ってくれる(買い続けてくれる)しくみをつくることをマーケティングといいます。
世の中の企業は、例外なく何らかのモノやサービスをお客さんに買ってもらうことによって売上や利益を獲得しています。
マーケティングは企業にとってなくてはならない極めて重要な活動であるといえます。

本ゼミでは、「演習」という科目名のとおり、学生が自分の頭で考えて実際にマーケティング戦略の策定を行います。
「研究」ではなく、「演習」を行うことがポイントです。
ボールの蹴り方や投げ方、ピアノの弾き方を本で読んだり人から聞いたりしても、それだけでは実際にうまくできませんよね。
同様に、講義(先生が学生に一方的に話をする授業)で理論や概念を勉強しただけでは、上手にマーケティングができるようにはなりません。
そこで、本ゼミでは、講義で学んだ理論や概念を使ってマーケティング戦略の策定・提案を行い、自分の頭で考えてマーケティングを実践できる能力を身につけます。

「研究」しないからといって、マーケティング論や関連する領域における学術研究の成果を軽視するわけではありません。
優れた学術研究の成果は戦略策定に役立ちます。
そこで、本ゼミでは、戦略策定に必要な知識を習得するために、重要な文献を熟読するという取組みも行っています。

各学年における活動内容は次のとおりです。
2, 3年次には、複数の学生がグループをつくり、共同で特定企業のマーケティング戦略策定課題に取り組みます。
そして、その成果を当該年度1月に開催される「商学部ビジネス・カンファレンス」という商学部の研究発表会にて報告します。
4年次には各学生が単独で戦略策定課題に取り組み、その成果を卒業論文にまとめ、さらに「商学部ビジネス・カンファレンス」にて発表します。

本ゼミは学生にとって「挑戦と失敗の場」であると考えています。
人生において失敗は不可避であるばかりか、大きな学びと成長をもたらすことがあります。
また、最近では、従業員が失敗を恐れずに挑戦をすることが新しい価値を生み出し、会社の成長をもたらすとの理由から、従業員の評価を仕事の成功・失敗ではなく新たな価値を生み出す挑戦の回数で行う企業も見られます。
ビジネスにおいても失敗を恐れずに挑戦することが大事なのです。
とはいえ、実社会では、そういった機会が親切に与えられることはそれほど多くありません。
本ゼミは、全力で、真剣に戦略策定に挑戦するための貴重な場であり、挑戦の結果としての失敗には寛容です。

マーケティングに興味がある受験生の皆さん。
秋本ゼミに入ってマーケティングの知識を身につけ、使えるものにし、就職活動や仕事に大いに役立てませんか。
そして、人生における貴重な「挑戦と失敗の場」を徹底的に活用して成長しませんか。


商学部のゼミナール紹介(青木均ゼミナール)

青木ゼミ担当の青木です。
担当教員の青木の研究・教育上の専門領域は小売流通です。
したがって,青木ゼミではそれに関連して,所属学生は小売業を中心としたマーケティングの研究を行うことになっていますが,学生個人の関心に合わせて幅広くマーケティング現象を取り上げてもらっています。
例えば,「ミネラルウォータは物的に差別化が難しい商品であるなか,サントリーの天然水がナンバーワンブランドになったのはなぜか自分なりに答えを出す」「時計機能のついたスマートフォンが普及した今,腕時計はどんな役立ちを消費者にもたらすのか考察し,そして腕時計はどうしたら消費者に必要とされるのか自分なりに策を案出する」など。
これらは実際に現在所属学生が取り組んでいるテーマです。

ゼミの指導で大事にしていることは,「なんで(なぜ)?」と「ほんま(本当か)?」の探究です。
「なんで?」は現象の奥にあるメカニズムに関する問いかけです。
なぜその現象が起きたのか理由を説明して欲しいということです。
「ほんま?」は主張を支える根拠に関する問いかけです。
本当にその主張が正当なのか根拠を示して欲しいということです。

商学部はビジネス現象を扱いますが,企業ノウハウのような仕事に直接役立つ知識を教えるところではありません。
少なくとも私はそう考えています。
ゼミでは大学ならではの学びを行うべきだと考えています。
それは,学問上の理論を参照しながら,論理的に説得力のある主張を展開する力を身につけることだと考えています。
そのために,「なんで?」と「ほんま?」を問いかける訓練をしています。
ゼミの目標は,教員が指摘しなくても,自分で先回りして「なんで?」「ほんま?」を何度も問いかけて,自分なりに調査をして論理を組みたてることができるようになることです。

このゼミでは,学生間で教えあうこと(上級生と下級生間含む)を重視しています。
そして,教員がなるべく教えないように心がけています。
教員が細部にわたって教え込み,答えを導いてしまうと,学生は自らで「なんで?」「ほんま?」の問いかけをしなくなるからです。


 

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