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お知らせ

カテゴリー別アーカイブ: 教員

カナダ・Victoriaより

愛知学院大学の学生諸君、そして、これから愛知学院大学を受験しようとしている高校生の皆さん、こんにちは。
愛知学院大学・商学部教員の秋本です。
今年度4月より、カナダのUniversity of Victoriaに在外研究で滞在しています。
これから何回かにわたって、滞在先の大学やVictoriaの街の様子等を皆さんにご報告していきます。
特に、夏に語学研修に来られる愛知学院大学の学生諸君に参考になれば幸いです。
今回は、Victoriaという街の魅力をご紹介します。

1.気候がよい
Victoriaは、カナダの西海岸にあるVancouver Islandという大きな島の南端に位置しています。夏は湿度が低くて涼しく、語学研修が行われる8月の平均最高気温は20℃前後です。一方、冬の気温はカナダの主要都市の中で最も高く、朝晩の平均気温は名古屋より高いほどです。

2.さまざまな人種、民族が集い、活気がある
カナダは「移民国家」といわれ、これまで海外から多くの移民を受け入れてきました。Victoriaにもヨーロッパ系、中国系、インド系をはじめ、さまざまなバックグラウンドをもつ人々が居住しており、さらに世界各国から多くの留学生や観光客が訪れます。そのため、Victoriaの人々は海外からの訪問者に寛大で親切です。写真1は5月25日の”Victoria Day”(イギリス女王Victoriaの誕生日を祝うカナダの祝日)に開催されたパレードの風景です。Victoriaに居住するさまざまなバックグラウンドをもつ人々がそれぞれの衣装を身にまとい、パフォーマンスを披露していました。写真1のグループはフィリピンをルーツとする人たちです。

3.すぐ近くに自然がある
Victoriaは周りを海に囲まれているため、手軽にビーチに行くことができます。写真2はDowntownの南西に位置する”Inner Harbour”の風景です。街には緑が多く、Downtownに近い公園でもリスを見かけますし、University of Victoria周辺ではシカを見ることができます。

4.街並みが美しい
街の規模はそれほど大きくありませんが、街並みが整っていて美しいです。写真3はDowntownの南側にある”Legislature”といわれる州議事堂の風景です。

5.いわゆる「地ビール」のbrewery(醸造所)とそれに併設されたbarが点在する。
Downtownの北側を中心として、brewery(醸造所)が点在しており、その多くはビールをその場で味わうことができるbarを併設しています。

Victoriaの魅力はこれら以外にもまだまだたくさんありますが、稿を改めてお伝えします。


産業研究所 第1回研究報告会

平成30年5月16日(水)15時~16時に、MKC(名城公園キャンパス)10階会議室2にて開催されました。

産業研究所新任研究員である、古田学経済学部講師により『外国直接投資とインド製造業の生産性:外国直接投資のスピルオーバー効果の再検討』というテーマで報告いただきました。

16人の所員が集まり、活発な質疑応答が行われました。

 


秋本昌士准教授の在外研究について

秋本昌士准教授が、4月1日より1年間カナダ・ビクトリア大学にて在外研究を行います。
近日中に、秋本准教授より現地での内容についてレポートする予定です。

中山重穂教授は、3月31日にてオーストラリア・アーミデールでの在外研究を終え、同日帰国いたしました。


教務主任交代のお知らせ

中野健秀前教務主任の辞任に伴い、4月1日付けで松本力也准教授が商学部教務主任に就任いたしました。


流通科学研究所講演会(加藤勇夫名誉教授講演)

12月14日(木)に本学名城公園キャンパス1104教室において、流通科学研究所主催の講演会が開催されました。

今回は「愛知学院大学で学び教え続けたマーケティング50年」という題目で、愛知学院大学加藤勇夫名誉教授による講演が行われました。
愛知学院大学において初めて商学博士を取得された加藤名誉教授は、まず愛知学院大学の歴史や愛知学院大学在学中に学んだことなどを話され、ご専門分野であるマーケティングの内容として、アメリカ・マーケティング協会におけるマーケティング定義の変遷、企業経営の基本的な考え方、マーケティングの発展や戦略などについて、専門外の学生にもわかりやすく説明されました。
そして、これから社会に出る学生へのメッセージなども熱く語っていただきました。

流通・マーケティングコースの学生だけでなく、色々なコースの学生および教職員も多数参加したため、会場は大変盛況となりました。

 


オーストラリア・アーミデールより(4)

皆さん、こんにちは、愛知学院商学部教員の中山です。

在外研究先のUniversity of New Englandでは、現在、Oorala Art Exhibitionというオーストラリア先住民であるアボリジニによる芸術作品を展示するイベントが開催されています。このイベントと関連して、先日学内でとある事件が発生しました。イベントを告知した布看板が何者かによって真っ二つに切り裂かれてしまったのです。早速、海外からの訪問研究員である私も含めた全スタッフ宛に大学からメールが届き、事件について警察に捜査を依頼していること、人種差別を大学として許容しないことなどが述べられていました。

大学が所在するアーミデール(Armidale)市は、内陸部にある人口22,000人程度の小さな都市です。しかし、大学があることもあって、オーストラリア先住民に限らず、アジア系、アラブ系、アフリカ系など様々な人種が多数住む、国際色、教養色の豊かな街です。しかし、この状況は例外であるようで、近隣の街に行くとアーミデールより大きな都市であっても、すれ違う人々のほとんどがヨーロッパ系、いわゆる白人であることが多いのです。個人的な感想ですが、オーストラリアの内陸部はこのような傾向が強いようです。一方、シドニー、ブリスベン、ゴールドコーストなどに行くと、観光客が多いこともあるにせよ、人種の多様性を強く感じます。

話を戻すと、オーストラリアでは、先住民の人々とその他の人々との経済格差や教育格差が社会問題となっています。そして、そういった問題を解決するために、様々な政策がとられています。また、小学校などでは、オーストラリアの国旗と並んで先住民の人々の旗も掲揚されており、彼ら彼女らの文化を紹介し、体験する機会が設けられるなど、先住民の人々の生活や文化を尊重し、相互理解を深めようとする姿勢を感じます。ウルル(エアーズロック)は世界遺産として登録されている有名な観光地ですが、オーストラリア先住民にとっては一帯が先祖代々の聖地であることから、頂上への登山道はあるものの、先住民の心情を尊重し、登山しないことを推奨するアナウンスがなされています(2019年からは登山禁止となるようです)。

しかし、実際には冒頭のような事件が少なからずあることからも、先住民の人々とオーストラリアに移り住んできた人々との間では、必ずしも円滑な関係が構築されているわけではないことがうかがえます。だからこそ相互理解が必要とされているのでしょう。

世界各地では、民族、宗教、歴史、経済などの諸問題を背景とした紛争、対立、差別が見え隠れしています。オーストラリアもまたその例外ではないということを感じています。

そういった現実もありますが、一方で、オーストラリアに滞在していて、自分や家族が人種差別を受けていると感じたことは一度もありません。出会う人々のほとんどがフレンドリーでとても親切です。取ってつけたような結びになってしまいましたが、オーストラリアの名誉のためにつけくわえておきます。


オーストラリア・アーミデールより(3)

皆さん、こんにちは、愛知学院商学部教員の中山です。
滞在先のUniversity of New England(UNE)は、現在、大規模な大学改革に取り組んでおり、学部組織の統廃合などで大変そうです。
部外者とはいえ、籍を置いている以上、行く末がちょっと気になります。
そんな最中なので、今後変更される可能性もあるのですが、今回は、滞在先のUNEビジネススクールを例にオーストラリアのビジネス系学部の仕組みなど大学事情を簡単に紹介します。

UNEビジネススクールは、いわゆるビジネススクールではなく、愛知学院でいう学部と大学院とを合わせた組織の総称です。
学部には、会計、農業および資源経済、経済、計量経済、人的資源管理、経営、マーケティング、組織リーダーシップといったコースがあります。
愛知学院の商学部、経営学部、経済学部が一つになった感じでしょうか。
各コースにおける開講科目は、概ね、愛知学院と同様なラインナップです。

愛知学院と違うところは、同じ学部内でも、履修科目によって取得できる学士号がかわることです。
例えば、会計コースでは、学士(会計)、学士(ビジネス)などが取得可能です。
通常は3年間で学士号の取得が可能ですが、4年間、頑張るとダブル(例えばビジネスと経済の二つの学士号)での取得も可能になっています。

オーストラリアでも日本同様に大学ランキングがあり、様々な視点からランクづけされます(https://www.gooduniversitiesguide.com.au)。
2018年度に向けたランキングでUNEは、教育の質、学生サポート、就職率などの7項目で満点(Five-star;上位20%)を獲得しました。
Five-starの一つに初任給(新卒給与の中央値の比較)といった現実的な項目もあり、UNEは60,000豪ドル(約5,220,000円)で全国4位(39大学中)でした。
ちなみに最下位の大学は50,000豪ドル(約4,350,000円)です。

給与形態、福利厚生、物価など諸条件が異なるので単純に比較できませんが、大学間で差があるにしても、日本の大卒初任給と比べるとかなり厚遇ではないでしょうか。
残業や休日出勤はあまりしないお国柄としばしば耳にしますし、ワークライフバランスを考えるとオーストラリアで働くのもいいかもしれません!
とはいえ、そのためにはまずは英語力ですね(自戒の意味も込めて)。
(2017年9月6日 中山重穂)

 

 


オーストラリア・アーミデールより(2)

皆さん、こんにちは。愛知学院商学部教員の中山です。
在外研究先のUniversity of New England(UNE)に来て、早くも3か月がたちました。
今回は、UNEを例に、オーストラリアの大学事情を少しお伝えします。

オーストラリアの大学のほとんどは国立大学で、UNEもその一つです。
学部は10学部あり、在籍学生数は1万人位、オーストラリアでは中規模大学とのことです。
学費は大学によって異なります。
UNEは、国立大学なので学費は安いかと思いきや、留学生の場合で年間200万円強!
ただし、奨学金制度(貸与ではなく給付制)が充実しています。
シドニーやブリスベンといった大都市から離れた内陸にあることもあってか、オンライン講義に力を入れていて、多くの学生が遠隔講義を受けているそうです。
そのためキャンパスは在籍学生数の割には閑散としています。
愛知学院大学は2セメスター制ですが、UNEは3トリメスター(trimester)制です(他大学は2セメスター制のようです)。
オーストラリアの大学は最短3年で卒業できます。
日本同様、卒業するためには所定単位(コース)の取得が必要です。
先日、コースを落としたと思われる学生が、隣の研究室へお参りにきましたが、願いは叶わなかったようです。

キャンパスは緑が多く、広々としており、愛知学院の日進キャンパスと似た雰囲気があります。
講義棟、図書館、学食、スポーツ施設といったおなじみの施設以外に、学生寮、博物館、託児所、教会、モスク、美容室などもあります。
また、キャンパス内では、飼育されているカンガルーや鹿もいますが、加えて、野生のカンガルー、ウサギ、コアラ、カラフルな鳥などが出現し、いろいろ楽しめます。
 
学内では、多くのアジア系留学生を見かけます。中国、韓国、ミャンマー、インドネシア、インドなど様々な国々から来ています。
もちろん日本人留学生もいます。
留学生には英語補習のコースも用意され、ボランティアによる無料の英語レッスンもあります。

愛知学院大学生の皆さんも、国内で頑張るのも一つですが、短期でもいいので、国外で学んでみてはいかがでしょうか?
言葉の心配はあると思いますが、かけがいのない経験ができ、多くのものを得ることができると思いますよ。
(2017年7月5日 中山重穂)

 


オーストラリア・アーミデールより

皆さん、こんにちは。愛知学院大学商学部教授の中山です。
私は今、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州のアーミデールという街に滞在し、ニューイングランド大学で1年間の在外研究を行っています。アーミデールはシドニーとブリスベンのだいたい中間にある人口22,000人程度の学園都市です。

日本はもうすぐ夏!という季節だと思いますが、こちらは冬が始まり、標高が1,000mを超えることもあって、明け方は零度以下になります。カンガルーやワラビーは暖かいところに生息しているイメージがあるかもしれませんが、こんな気候のアーミデールでも生息しています。カンガルーは、大学でも家の近所でもみることができます。この前は、道路を横断するハリモグラを発見しました。

日本とは異なる文化、社会をもつオーストラリアの日常や大学事情を滞在期間中、レポートしていきたいと思います。
(2017年6月2日 中山重穂)


新任教員歓迎会

本年4月に商学部専任教員として赴任された野口倫央准教授と岡野純司講師の歓迎会が5月17日(水)に開催されました。

野口倫央准教授
出身地:三重県
専門分野:会計学
主な業績:
「IFRS適用に伴う連結範囲の変化と財務情報への影響」『会計』第190巻第5号,2016年12月。
「開発支出の会計処理と価値関連性 ― ドイツ企業の利益調整行動に焦点を当てて ―」『年報経営分析研究』第29号,2013年3月。
最終学歴:愛知学院大学大学院経営学研究科博士後期過程修了
前職:東海学園大学経営学部准教授
趣味:野球観戦(ドラゴンズを応援しています)、バラエティ番組視聴
着任のご挨拶:
はじめまして。この度、商学部に着任した野口倫央です。会計学を専門としています。学生の皆さんが充実した大学生活を送り、自信をもって社会に飛び立てるよう、サポートしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

岡野純司講師
出身地:東京都
専門分野:法律分野(経済法、契約法、企業法務)、流通分野(百貨店経営)
主な業績:
『日本の優秀小売企業の底力』(共著)(日本経済新聞社、2011)
『企業間提携契約の理論と実務』(共著)(判例タイムズ社、2012)
最終学歴:中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学(博士(法学))
前職:鉄道会社勤務(法務部門)
趣味:研究用の資料探し
着任のご挨拶:
社会人経験22年の後、本年度から初めて教職に就くことになりました。学問だけでなく、ビジネスの世界での実体験を皆さんにどんどん伝えていきたいと思っています。遠慮なく尋ねてください!




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