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商学部の専門科目紹介:貿易英語

皆さんこんにちは 商学部の城(じょう)です。

今回は私の担当している「貿易英語」を紹介します。
語学科目ではありますが、専門教育科目に配当されています。

貿易とは、「外国との商業取引」のことですが、個々の取引は、国内の個人や企業と外国の個人や企業との間で行われます。
われわれの身の回りには、数多くの外国品で溢れかえっていますが、そうした品は輸入活動によって外国から日本にやってきます。
輸入活動を担う個人や企業は、外国の取引相手とのあいだで物品取引に関する交渉を行い、結果としてその品を手にすることになります。

外国の取引相手との物品取引に関する交渉は、どのように行われるのでしょうか。
直接会って話し合うことができるのであれば、それに越したことはありません。
疑問点や不明な点も納得ゆくまで問い合わせることができるでしょう。
直接会うことができない場合やそのためのコストが高くつくような場合には、通信手段を介して取引の交渉が行われます。
コロナ禍によって、対面で行われる経済活動は大いに制限されました。
対面での取引交渉は難しくなり、パソコンを介したリモート会議に置き換えられました。
このように通信手段の発達は、遠くに離れた相手との取引交渉を容易にしてきました。
そしてこのことが、貿易活動というものをさらに拡大させることになりました。

さてこうした外国の個人や企業との取引交渉で問題となることの一つが、“言葉”です。
取引当事者双方が普段使っている“言葉”が異なるために、意思疎通が図れないという事態が発生します。
取引相手の“言葉”を理解するのも一法ですが、現代の貿易取引では「英語」を使ってコミュニケーションをとっています。
これが「貿易英語」です。

この授業で学ぶ「貿易英語」は、取引の交渉過程や実行過程において、取引当事者間で取り交わされる文書やメールで使われるものです。
実際の貿易取引を想定したうえで学びます。 現代社会はグローバル化が進んでいます。
将来こうした分野で活躍する人もますます増えてゆくことでしょう。

みなさん、一緒に勉強してゆきましょう。



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