こんにちは。商学部ウェブサイトへようこそ。
商学部教員の秋本昌士です。
今回は私が担当する「消費者行動論」という科目をご紹介します。
商学部には流通・マーケティング系の専任の先生が8名も在籍しており、この数は中部地方+三重県で最多です。
したがって、流通・マーケティング系科目がとても充実しています。
マーケティングに興味がある受験生の皆さん、中部地方+三重No.1の商学部で学びませんか。
商学部の数あるマーケティング系科目の1つが消費者行動論です。
消費者行動論は、消費者の心理や行動の本質を解明し、マーケティング実務に役立てることを目的とする学問領域です。
この講義での学習内容を少しだけお話ししましょう。
仮にあなたが次のような状況にあるとします。
・新車の購入を検討している。
・車選びでは「燃費」と「デザインのカッコよさ」を重視している。
・購入の候補となる車とそれぞれの評価は次のとおり。
A:燃費9点・デザイン1点(つまり、燃費はいいがカッコ悪い)
B:燃費5点・デザイン5点(つまり、燃費もデザインもそこそこ)
C:燃費1点・デザイン9点(つまり、燃費は悪いがカッコいい)
3種類とも「燃費」と「デザインのカッコよさ」の合計得点は10点で等しくなっています。
ある研究では、これらの選択肢のうち中間的なBが最も選ばれやすいことが明らかになりました。
このように、消費者はいくつかの商品の選択に迷ったとき、「偏った」商品よりも「中間的な」商品を選択する傾向にある、と言われています。
この現象を「妥協効果」といいます。
消費者行動論の講義では、こういった研究結果を踏まえたマーケティング戦略を詳しく紹介します。
本当におもしろいですよ。
実際に受講した多くの学生が「おもしろかった」、「将来、マーケティング実務に役立てたい」と言ってくれます。
皆さんも、ぜひ商学部に入学して消費者行動論を受講してください。
マーケティングが好きな人、商学部で待っています!