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商学部の専門科目紹介:コンピュータグラフィックス

こんにちは。商学部ウェブサイトへようこそ。
商学部教員の笠置です。
今回は、商学部の専門科目「コンピュータグラフィックス」について紹介します。

自分の考えを相手に伝える場合、どのような表現方法を考えますか?
情報が相手に理解しやすいように伝わりやすい方法を考えるのではないでしょうか。
例えば、対話(声、音、口や手足の動き)、文字(フォント、大きさ)、図表(形、色彩、大きさ)、映像、画像…等、さまざまな表現方法があります。
自分(情報送信者)は、相手(情報受信者)が短時間で正確に理解できる表現を考える必要があります。

どのような情報の表現方法が有効なのかを考えてみましょう。
人間は、生活する上(飲食時、学習時、歩行時…等)で7割以上を目(視覚)の情報に頼っていると言われています。
視覚の情報とは、外界から眼球に入射した光(明暗(強弱)や波長の長短など)の情報を脳に伝え、脳が処理(明るさや色、形、文字、奥行き、動き…等)して知覚(認知)した結果を指します。
人間の知覚メカニズムは非常に複雑です。
眼球に入射した光の強さや波長の長さの情報をそのまま処理するのではなく、周囲への影響と周囲からの影響も考えなければなりません。
周囲の環境によって、印象が変化することは表象(イメージ)しやすいと考えますが、対象物の大きさや長さ、明るさや色彩などが異なって見えることも知られています。
すなわち、視覚の情報を工夫することによって、情報の伝わりやすさが変化すると考えられます。

社会では、ビジュアルデザイン(グラフィックデザインや、パッケージデザイン、広告デザイン、Webデザイン、映像デザイン…等)が溢れています。
学生の皆さんも、レポート作成や発表会、卒業論文等で、自分の考えを相手に伝えるために文字や図表等で表現することがあります。
その時に、“どのようなレイアウトで作成するべきなのか?”や“配色をどうするべきか?”、“図表の大きさはどれ位にするべきなのか?”など考える必要があります。

ビジュアルデザインを実習するにあたり、ラスター系(Photoshop等)とベクタ系(Illustrator等)の2種類について基本操作を学びます。
前者は写真の画像処理(モザイク処理や色調補正等)やLINEスタンプのパラパラ漫画等、後者は大判ポスター作成やロゴマーク作成等、簡単な作品を制作します。(動画編集については、他の科目で学びます)

本科目では、人間の視知覚特性や認知心理学を勘案し、コンピュータグラフィックスのアプリケーションの基本操作を実習して作品を作り、発表会を通じてフィードバックするなど、さまざまなビジュアルデザインについて提案できる人材を育成します。
特に、商学部ではe-コマースを考えたWebデザインや、広告デザイン、プレゼンテーションなどを想定した学び実現しています。

ビジュアルデザインが分かると世界が広がります!
色彩心理や認知心理に興味がある人、CG(Computer Graphics)や、VR(Virtual Reality)に興味がある人は、ぜひ愛知学院大学商学部でお待ちしております。

 

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