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商学部の専門科目紹介:原価会計論

商学部教員の中澤優介です。
商学部で簿記・会計の講義科目を担当しています。
2回目の登場です。

前回は「管理会計論」という講義科目の紹介を行いました(http://comm.agu.ac.jp/information/?p=833)が、今回は「原価会計論」という講義科目について紹介します。
前回に引き続き、今回も気楽に読んでみてください。

「原価会計論」では主に、原価の計算方法を学びます。

「原価会計論」を簡単に紹介するとこれで終わりなのですが、せっかくこの文章を読んでいただいている方に申し訳ないので、もう少し話を続けます。
というわけで以下では、そもそも「なぜ原価の計算方法を学ぶのか?」ということに焦点を当てて話をしていきます。

なぜ原価の計算方法を学ぶのか?(=原価の計算方法の知識が必要なのか?)

その理由は、計算を通じて原価を把握することが、ビジネスを行ううえでとても重要なことだからです。
ビジネスにおいて特に重要なことは、お金を儲けること(利益の獲得)ですが、それは商品やサービスを売ることで達成されます。
そして、商品・サービスの販売において重要になるのは、「いくらで売るのか」、つまり、販売価格の決定です。
「販売価格×販売数量」が売上高ですが、販売価格を決める際に考慮しないといけないことは、売上高のすべてが企業の利益になるわけではない、ということです。 というのも、商品にしろサービスにしろ、それを販売するまでにさまざまなコスト(原価)が発生しています。

(自動車メーカーであれば、自動車製造にかかる材料費や加工費などが挙げられますし、スーパーマーケットであれば商品の仕入れにかかる費用などが挙げられます)

こういったさまざまコスト(原価)を売上高から差し引いたものが利益となるのです。
つまり、「利益=売上高-原価」なのです。
そして、上記の計算式からも明らかなように、売上高よりも原価が大きいと、当然のことながら利益は獲得できません。
利益獲得(お金儲け)は企業にとってとても重要ですから、それが達成できないことは大きな問題です。
ですから、利益獲得のためにも、売上高が原価よりも大きくなるような販売価格を設定することが必要なのですが、そのためにはまず、そもそも「原価がいくらなのか」が正しく把握できていないといけません。
ですから、原価を正しく把握し、利益の獲得を達成するためにも、原価の計算が必要になるのです。

ビジネスを行ううえで、原価を把握することの重要性を分かっていただけましたか。

なお、一口に原価の計算といっても、その計算対象は多岐にわたります(モノやサービスの原価だけでなく、組織内のプロジェクトの原価など)。

そして、どのような原価を計算するのかによって、当然原価の計算方法も異なるのですが、今回紹介した「原価会計論」の講義では、多様な原価計算の方法のうち、製造業で用いられる簿記(「工業簿記」といいます)の仕組みと密接に結び付いた原価計算について学習します。
したがって、「原価会計論」の講義で扱う内容は、日商簿記検定2級の試験科目のうちの「工業簿記」に対応しています。
(日商簿記検定2級の試験科目には「商業簿記」もありますが、この内容には「簿記Ⅱ」という講義科目が対応しています) 愛知学院大学商学部での会計教育においては「学問的学びと資格取得の両立」を重視しており、簿記の講義科目は資格(日商簿記検定)の各レベルに対応した形で開講されています。

コロナ禍が長引くなか、先を見通すことが難しい時代です。
そのようななかでは、何があっても乗り切れるような自分自身の「強み」を持っておくことが有効でしょう。
時間をかけて1つのことに打ち込むには、大学の4年間はとてもよい機会です。
そして、愛知学院大学商学部では会計の学習に打ち込める環境が整っているといえます。

愛知学院大学商学部で会計を深く学び、これからのご自身の強みとするのはいかがでしょうか。

 

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