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お知らせ

2022年度ゼミナール募集について

商学部2年生の皆さんへ

ゼミナール募集のシーズンが到来しました。
大学生活の充実および有意義な就職活動を展開するためにも、多くの方にゼミナールに所属して頂きたいと思っております。
そこで、5月24日から27日のお昼休みに、ゼミナール説明会を1202教室で行います。
積極的に参加して頂き、ゼミナール選択を行ってください。
5月16日より、申し込み方法等が記載されたゼミナール要項を、名城公園キャンパス事務室で配布しております。
この要項を受け取ったうえで、ゼミナール説明会に参加して頂ければと思います。
ゼミナール募集に関する様々な情報は、WebCampusやアガルスタワー6階掲示板、さらには近日招待するTeamsにより配信します。
確実に情報を受け取り、各期日等にご留意頂きながら、応募を行ってください。


商学部の専門科目紹介:上級簿記

こんにちは!愛知学院大学商学部専任教員の中山重穂です。

専門領域は財務会計論で、商学部では、財務会計論、上級簿記などといった科目を担当しています。

今回は担当科目の一つである「上級簿記」について紹介します。

商学部では、主に商業簿記について学ぶ「簿記Ⅰ」、「簿記Ⅱ」と原価計算や工業簿記について学ぶ「原価会計論」という簿記関連の科目があります。「簿記Ⅰ」は日本商工会議所主催の日商簿記検定3級レベル、「簿記Ⅱ」と「原価会計論」は日商簿記検定2級レベルの簿記知識について学びます。

そして「上級簿記」は、それらの上のレベルの簿記知識を学ぶ授業として開講されています。
具体的には、「上級簿記」では、日商簿記検定1級の商業簿記・会計学および税理士試験簿記論のレベルに相当する簿記・会計の知識を学習します。
このため、原則として、日商簿記検定2級もしくは全商簿記検定1級合格者で、日商簿記検定1級もしくは税理士試験の会計科目の合格を目指す学生を履修対象としています。

また、日商簿記検定1級の広範な出題範囲をカバーするとともに、効果的に学習を進めるために、通常の授業は週1コマ(半期2単位)であるところ、「上級簿記」は週2コマ(半期4単位)を履修する形式となります。
ちょっと忙しいかもしれませんが、週1コマ開講と違って、前回の内容が頭に残っているうちに、次の授業があるという学習上のメリットもあります(この点は、最近、物忘れの激しい授業担当者も助かっています)。

「上級簿記」の学習範囲は、企業が行う経済活動の中でも特殊であったり、複雑であったりする領域が多く、結構、手強いです。
しかし、そういった内容について学習することによって、ワンランク上の簿記・会計の能力を身につけることができます。
また、多様な企業活動への理解も向上し、ビジネスへの造詣も深まると考えられます。

愛知学院大学商学部では、初学者であっても既習者であっても、体系的に簿記・会計を学習できるようなカリキュラムを用意しています。

商学部で簿記・会計を勉強して、ワンランク上の簿記・会計の能力とビジネスリテラシーを身につけませんか?皆さんの受講をお待ちしています!


商学部の専門科目紹介:貿易英語

皆さんこんにちは 商学部の城(じょう)です。

今回は私の担当している「貿易英語」を紹介します。
語学科目ではありますが、専門教育科目に配当されています。

貿易とは、「外国との商業取引」のことですが、個々の取引は、国内の個人や企業と外国の個人や企業との間で行われます。
われわれの身の回りには、数多くの外国品で溢れかえっていますが、そうした品は輸入活動によって外国から日本にやってきます。
輸入活動を担う個人や企業は、外国の取引相手とのあいだで物品取引に関する交渉を行い、結果としてその品を手にすることになります。

外国の取引相手との物品取引に関する交渉は、どのように行われるのでしょうか。
直接会って話し合うことができるのであれば、それに越したことはありません。
疑問点や不明な点も納得ゆくまで問い合わせることができるでしょう。
直接会うことができない場合やそのためのコストが高くつくような場合には、通信手段を介して取引の交渉が行われます。
コロナ禍によって、対面で行われる経済活動は大いに制限されました。
対面での取引交渉は難しくなり、パソコンを介したリモート会議に置き換えられました。
このように通信手段の発達は、遠くに離れた相手との取引交渉を容易にしてきました。
そしてこのことが、貿易活動というものをさらに拡大させることになりました。

さてこうした外国の個人や企業との取引交渉で問題となることの一つが、“言葉”です。
取引当事者双方が普段使っている“言葉”が異なるために、意思疎通が図れないという事態が発生します。
取引相手の“言葉”を理解するのも一法ですが、現代の貿易取引では「英語」を使ってコミュニケーションをとっています。
これが「貿易英語」です。

この授業で学ぶ「貿易英語」は、取引の交渉過程や実行過程において、取引当事者間で取り交わされる文書やメールで使われるものです。
実際の貿易取引を想定したうえで学びます。 現代社会はグローバル化が進んでいます。
将来こうした分野で活躍する人もますます増えてゆくことでしょう。

みなさん、一緒に勉強してゆきましょう。


会計サロンのガイダンスを開催しました

4月22日(金)の昼休みに、会計サロンのガイダンスを開催しました。

会計サロンとは、商学部学生の簿記・会計関連の資格取得支援を目的とした、商学部公認の企画です。
会計サロンを通じて、商学部の会計担当教員に資格取得に関する相談や質問を行ったり、簿記検定や税理士などの資格取得を目指す学生同士で情報交換や交流を深めたりすることができます。
ガイダンスでは、簿記・会計関連の資格取得の意義や、どのような資格試験があるのか、そして会計サロンの本年度の活動予定について説明を行いました。

コロナ禍という状況にあって、これまで十分に活動ができなかった会計サロンですが、これから本格的に動き出します。
5月に開催の第1回目の会計サロンでは、「会計専門職を目指すための勉強方法とは?」をテーマに、税理士や公認会計士などの会計専門職を目指して勉強中の商学部生を招いての座談会を行います。

会計サロンの活動内容は、商学部ホームページでもお知らせしていく予定です。


商学部の専門科目紹介:原価会計論

商学部教員の中澤優介です。
商学部で簿記・会計の講義科目を担当しています。
2回目の登場です。

前回は「管理会計論」という講義科目の紹介を行いました(http://comm.agu.ac.jp/information/?p=833)が、今回は「原価会計論」という講義科目について紹介します。
前回に引き続き、今回も気楽に読んでみてください。

「原価会計論」では主に、原価の計算方法を学びます。

「原価会計論」を簡単に紹介するとこれで終わりなのですが、せっかくこの文章を読んでいただいている方に申し訳ないので、もう少し話を続けます。
というわけで以下では、そもそも「なぜ原価の計算方法を学ぶのか?」ということに焦点を当てて話をしていきます。

なぜ原価の計算方法を学ぶのか?(=原価の計算方法の知識が必要なのか?)

その理由は、計算を通じて原価を把握することが、ビジネスを行ううえでとても重要なことだからです。
ビジネスにおいて特に重要なことは、お金を儲けること(利益の獲得)ですが、それは商品やサービスを売ることで達成されます。
そして、商品・サービスの販売において重要になるのは、「いくらで売るのか」、つまり、販売価格の決定です。
「販売価格×販売数量」が売上高ですが、販売価格を決める際に考慮しないといけないことは、売上高のすべてが企業の利益になるわけではない、ということです。 というのも、商品にしろサービスにしろ、それを販売するまでにさまざまなコスト(原価)が発生しています。

(自動車メーカーであれば、自動車製造にかかる材料費や加工費などが挙げられますし、スーパーマーケットであれば商品の仕入れにかかる費用などが挙げられます)

こういったさまざまコスト(原価)を売上高から差し引いたものが利益となるのです。
つまり、「利益=売上高-原価」なのです。
そして、上記の計算式からも明らかなように、売上高よりも原価が大きいと、当然のことながら利益は獲得できません。
利益獲得(お金儲け)は企業にとってとても重要ですから、それが達成できないことは大きな問題です。
ですから、利益獲得のためにも、売上高が原価よりも大きくなるような販売価格を設定することが必要なのですが、そのためにはまず、そもそも「原価がいくらなのか」が正しく把握できていないといけません。
ですから、原価を正しく把握し、利益の獲得を達成するためにも、原価の計算が必要になるのです。

ビジネスを行ううえで、原価を把握することの重要性を分かっていただけましたか。

なお、一口に原価の計算といっても、その計算対象は多岐にわたります(モノやサービスの原価だけでなく、組織内のプロジェクトの原価など)。

そして、どのような原価を計算するのかによって、当然原価の計算方法も異なるのですが、今回紹介した「原価会計論」の講義では、多様な原価計算の方法のうち、製造業で用いられる簿記(「工業簿記」といいます)の仕組みと密接に結び付いた原価計算について学習します。
したがって、「原価会計論」の講義で扱う内容は、日商簿記検定2級の試験科目のうちの「工業簿記」に対応しています。
(日商簿記検定2級の試験科目には「商業簿記」もありますが、この内容には「簿記Ⅱ」という講義科目が対応しています) 愛知学院大学商学部での会計教育においては「学問的学びと資格取得の両立」を重視しており、簿記の講義科目は資格(日商簿記検定)の各レベルに対応した形で開講されています。

コロナ禍が長引くなか、先を見通すことが難しい時代です。
そのようななかでは、何があっても乗り切れるような自分自身の「強み」を持っておくことが有効でしょう。
時間をかけて1つのことに打ち込むには、大学の4年間はとてもよい機会です。
そして、愛知学院大学商学部では会計の学習に打ち込める環境が整っているといえます。

愛知学院大学商学部で会計を深く学び、これからのご自身の強みとするのはいかがでしょうか。


履修相談会

愛知学院大学では、4月5日から6日にかけて、本学名城公園キャンパスのアリスタワーにて新入生向けの履修相談会を行いました。
このうち、4月6日では商学部専門科目について商学部専任教員が対応いたしました。
約50名の商学部新入生が参加し、履修の仕方、時間割の作成方法、資格取得のこと、専門科目の内容などについての相談がありました。


新任教員の紹介

商学部では本年4月に新任教員として伊藤聡志講師を迎えましたので、ご紹介をいたします。

出身地:岐阜県
専門分野:データ分析、個人情報の識別リスク評価と匿名化
主な業績:
・「健康診断データとレセプトデータの匿名加工情報を用いた疾病リスク分析」, 情報処理学会論文誌, 2021, Vol.62, No.9, pp.1560-1574.
・「De-identification for Transaction Data Secure against Re-identification Risk Based on Payment Records」, Journal of Information Processing, 2020, Volume 28, Pages 511-519. ”
最終学歴:
明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻 博士後期課程 修了
就任直前の職歴:
日本学術振興会 特別研究員DC2
趣味・スポーツ:
友人と通話しながらゲームをすることや、YouTube等で動画や配信を見ることが好きです。
生まれてこの方、ちゃんとスポーツをしたことは一度もありません。
就任の挨拶:
今年度より商学部講師となる、伊藤聡志と申します。
岐阜県で生まれて静岡県で育った、根っからの東海っ子です。
データ分析やデータベースについて、皆さんと一緒に学んでいけることをとても楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

http://comm.agu.ac.jp/teachers/teachers/itosatoshi/index.html


新入生オリエンテーション

愛知学院大学商学部では、4月4日から6日にかけて新入生を対象としたオリエンテーションを開催しております。
学部長挨拶から始まり、商学部での専門科目、4年間の学習計画、学生生活や資格取得のことなどについて説明が行われました。

履修を行う上での不明な点などは、教養科目履修相談会(4月5日)、専門科目履修相談会(4月6日)などで対応の予定です。

青木商学部長による講話

野口教務主任によるカリキュラム説明


入学式

愛知学院大学では感染拡大防止のため、昨年度に続いて今年度も4月1日と2日の2日間に分けて入学式を執り行いました。
商学部など名城公園キャンパスの新入生については、4月1日(金)に日進キャンパス記念講堂にて入学式を行い、その後教室にて学生証の交付などが行われました。


新任教員着任のお知らせ

愛知学院大学商学部において、今年度新任教員として伊藤聡志講師(データサイエンス)が着任しました。

教員紹介ページも、2022年度版に改訂いたしました。


 

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