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お知らせ

学部長表彰

7月13日(水)に春学期の学部長表彰が行われました。
今回は日商簿記(2級以上)、宅地建物取引士、基本情報技術者試験合格者を対象に表彰しました。
商学部には、指定の検定・資格合格者を対象に表彰する制度があります。


商学部の専門科目紹介:データ分析

皆様こんにちは。
今年度より商学部の教員となりました、伊藤聡志と申します。
昨年度まで学生だった若造ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、私の担当する「データ分析」の講義を紹介します。

私たちの身の回りでは、様々な情報が集められてデータとして蓄積されています。
例えば、誰がどの電車に乗ってどの駅からどの駅まで移動したか、誰がどの店で何の商品を買ったか、誰がいつどんな病気になってどんな薬を処方されたか、といった情報は常に記録され、ビッグデータとして蓄積されています。

しかし、こういったデータは集めるだけでは何の意味も無く、分析することで初めて価値が生まれます。
例えば、電車の乗降履歴データを分析すれば、どの路線のどの駅を利用する人が多いのかを知ることができますし、顧客の購買履歴データを分析すれば、自分の店の商品がどんな人に売れているのか、ということを知ることができます。
さらに、薬の処方履歴のデータを分析すれば、どの病気にどんな薬が有効なのか、というとても重要な情報を得ることもできるでしょう。
このように、集めたデータを分析することによって、我々は社会にとって非常に有益な情報を得ることができるのです。

そんなデータ分析について学ぶのが、本講義「データ分析」です。
そもそもデータとは何なのか、世の中にはどんなデータがあるのか、データの特徴をつかむためにはどうすればよいのか、どうしたらデータの情報をわかりやすく伝えることができるか、未知のデータを予測するためにはどうすればよいか…などといった、とにかくデータに関わることを学んでいきます。

データから非常に有益な情報を引き出すデータ分析は、商学的にも(というか、どんな分野でも)とても必要とされる技術であると私は考えております。
データ分析に興味がある人は、本講義を履修することを強く勧めます。

(商学部講師・伊藤聡志)


名古屋マーケティング・インカレ第1回中間発表会

6月25日(土)、愛知学院大学名城公園キャンパスにおいて今年度の名古屋マーケティング・インカレ第1回中間発表会が開催されました。
3年ぶりの対面形式による中間発表会開催でした。
商学部青木ゼミの学生を含め5大学のマーケティング専攻の学生約150名が参加し、5つの教室に分かれてマーケティング論や経営学に関する研究発表を行いました。
青木ゼミの学生は会の運営にも関わりました。
今後もう1度の中間発表会を経て、年末に本大会が開催されます。


ビジネス科学研究所 第2回研究報告会

2022年6月15日(水)17時25分~18時10分に、アガルスタワー10階会議室1、2にて2022年度第2回研究報告会(新任者報告会)が開催されました。
ビジネス科学研究所所員である、李素煕講師により『日系外食企業のネットワークと国際化戦略』というテーマで報告いただきました。
李先生は昨年度に赴任されましたが、橋本先生と同様の理由で今回の新任者報告会の開催となりました。
15人の所員が集まり、活発な質疑応答が行われました。


第2回 会計サロン(テーマ:日商2級工業簿記の論点確認&部門別原価計算)

6月22日(水)の5限に、本年度の第2回目の会計サロンを実施しました。

会計サロンとは、商学部学生の簿記・会計関連の資格取得支援を目的とした、商学部公認の企画です。
会計サロンを通じて、商学部の会計担当教員に資格取得に関する相談や質問を行ったり、簿記検定や税理士などの資格取得を目指す学生同士で情報交換や交流を深めたりすることができます。

第2回目の今回は、日商簿記検定2級の試験科目のうち工業簿記に焦点を当て、工業簿記の諸論点を確認したのち、そのなかでも苦手とする人が多い部門別原価計算を取り上げ、その計算方法の理解を深めました。

普段の講義型の授業とは異なり、参加者とのディスカッションも交え、さらに問題演習も行いながら、部門別原価計算の確認を行いました。

会計サロンは春学期・秋学期の授業実施期間に、月1回のペースで開催予定です。
次回は7月19日に、日商簿記検定2級の商業簿記の内容をテーマに開催します。


ビジネス科学研究所 第1回研究報告会

2022年6月15日(水)16時30分~17時15分に、アガルスタワー10階会議室1、2にて2022年度第1回研究報告会(新任者報告会)が開催されました。
ビジネス科学研究所所員である、橋本理博准教授により『アムステルダム銀行における受領証の実験(1656-1674年)』というテーマで報告いただきました。
橋本先生は昨年度赴任され、本来ならば昨年度に新任者報告会が開催される予定でしたが、コロナ禍における感染防止の観点から延期され、今回の開催となりました。
16人の所員が集まり、活発な質疑応答が行われました。

  


オープンキャンパスが開催されました!≪Part1≫

6月4日(土)に名城公園キャンパスにて、オープンキャンパスが開催されました。
商学部は、模擬講義や卒業生によるトークショーを開催しました。
個別相談ブースも設け、来場者の様々な質問に、教員と現役生から構成されるPR大使(河合麗香さん(3年生)、恒川祐香莉さん(3年生)、林恵吾君(3年生))が対応致しました。
模擬講義、トークショー、個別相談ブースには、多くの高校生や保護者の方が足を運んでくださいました。
ご来場、ありがとうございました。
次回のオープンキャンパスは、8月6日(土)・7日(日)に名城公園キャンパスで開催予定です。商学部の魅力を存分にお伝えしたいと思いますので、多くの方のご来場を楽しみにしております!

卒業生によるトークショー「OB・OGが語る『商学部に入って大正解!!』」では、卒業生によるリアルな話が展開されました!
その様子は、YouTubeにアップされているので、是非ご覧になってください!
https://youtu.be/WnxYtSyv9Z0

模擬講義の様子

卒業生によるトークショーの様子

2022年度商学部PR大使(左から恒川さん、河合さん、林君)


商学部の専門科目紹介:プログラミング

今回はビジネス情報コースの専門科目である「プログラミング」を紹介します。

学園祭、演劇、テレビ番組、運動会、パーティーなど、様々な場面で「プログラム」という言葉を聞く機会があります。
プログラムとは計画、構想、予定、式次第などを意味します。
コンピュータにおいては、計算や処理の手順や方法を、特定の書式で詳しく記述したものをいいます。
コンピュータに処理をさせるには処理手順(アルゴリズム)を作成し、コンピュータに記憶させなければなりません。
こういったプログラムを創り出す作業のことを「プログラミング」と呼びます。

愛知学院大学商学部においては、約2年間にわたってJava言語を用いて初歩から本格的にプログラミングを学びます(2022年現在)。
その内容は次の通りです。

(1) プログラミング入門
Javaを用いたプログラミングの基本的な考え方を学びます。
プログラミングの概念を学ぶとともに、プログラムを作成するためのツールの使用方法について演習を通して習得します。
変数、演算、条件判断、繰り返しなどの制御についても体験します。
(2) プログラミングⅠ
システムを効率的に開発する手法の1つに「オブジェクト指向」があります。
オブジェクト指向では現実世界に近い形でシステムの設計・モデル化ができるほか、既存システムの再利用も容易になります。
Javaはオブジェクト指向にも対応したプログラミング言語とされています。
この講義では、Javaを用いたオブジェクト指向プログラミングについて学びます。
(3) プログラミングⅡ
プログラミングを行う際には、プログラムの大小にかかわらず「どのような順序で処理をすればよいのか」、「この処理を行うにはどのようなデータが必要か」といった、プログラミングのための独自の思考が必要になります。
この講義では、比較的複雑なプログラムを作成したり、作成済みのプログラムを解析したりするためのテクニックを学びます。
(4) プログラミングⅢ
最近は多くのコンピュータでグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を用いており、単にプログラムが実行できるだけでなく、WindowsやMacintoshなどの画面上での動作も重要となっています。
この講義では、Java FXを用いてグラフィックスを活用した実用的なプログラムや簡単なゲームの作成も行います。

現代の情報社会においては、プログラミングはITに携わる人だけでなく、すべての学生にとって創造性および論理的思考力や問題解決能力の向上に役立つといわれています(このような背景から、2020年度より小学校でもプログラミング学習が必修化されました)。
プログラミングを学ぶことによって、情報システムの企画・構築ができるようになるだけでなく、ユーザと開発者との間でのコミュニケーションが円滑にできるようになります。
また、社会人として必要なスキルである問題分析能力や問題解決能力なども身につきます。

プログラミングを行ったことがない人、苦手と感じている人もこの機会にプログラミングを初歩からしっかり学んで、社会で必要とされる能力を身につけましょう!

(商学部教授・吉田聡)


ゼミナール説明会が開催されました

商学部では、5月24日(火)から27日(金)までの間、2年生に向けたゼミナール説明会を開催しました。
このあと各ゼミナールにおいてゼミ公開を行い、6月7日(火)より申込受付が始まります。
2年生にとっては今後の学生生活の中心となるのがゼミですので、悔いの残らないよう自分にあったゼミを選択するようにしましょう。


商学部の専門科目紹介:製品戦略論

みなさんこんにちは。商学部教員の松本です。
今回ご紹介する科目は、「製品戦略論」です。

科目紹介をするにあたって、青木・恩藏(2004)『製品・ブランド戦略』の12ページから13ページ等を参照しながら説明させていただきます。

製品戦略論というと初めて聞く分野だなとお考えなる方も多いかも知れません。
製品戦略論は、実はマーケティングの一分野で、企業の価値の創造や維持などを考える分野なのです。
延岡(2002)を参照してみると次のようなことが言われています。
それは、製品開発と関連した価値の源泉としては、①顧客にとって高い価値を提供すること、②それを低いコストで提供すること、③競合企業に対する優位性を確保することです。
なかなか難しいかも知れませんが、顧客にとって製品(つまり価値)は、その有用性と希少性によって決まると考えられています。
そうですよね。
使い勝手が良く、それを自分の会社でしか生産できないとなれば、製品の価値はどんどん上がっていきます。
そしてこの製品の価値なのですが、まずは製品の機能や利便性を高めたり、または使うことの楽しみや所有する喜びなどを与えることで、その便利さを高めることができます。
あるいは、この提供に際して、製造にかかるコストや販売にかかるコストの削減努力を通して、顧客にとっての購入価格を下げていくといった実質的な価値も高めることができます。
ただここで注意が必要なのは、製品の価値は希少性とも強く関係しているため、価値を高めるうえで最も効果的なことは、競合製品とは違う際立った特徴を自分の会社の製品に持たせることです。
このことは、宝石のような絶対的希少性に基づく価値といったものではなく、他社からは入手が難しいものという意味でユニークな価値のことを指しています。
このように製品戦略論では、自分の会社の独自性を打ち出していくことが重要となるのです。
そして企業の存続に貢献するためには、常に新たな価値を創造しながら、自分の会社の独自性を打ち出していくことが重要となります。
みなさんも自分の経験と照らしあいながら、一緒に製品戦略論を学んでみましょう。

<参考文献>
・延岡健太郎(2002)『製品開発の知識』日経文庫
・青木幸弘・恩藏直人編『製品・ブランド戦略』有斐閣




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