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お知らせ

商学部の専門科目紹介:経営管理論

今回は、経営管理論について紹介します。

はじめまして。
商学部で経営学AとB、経営組織論と経営管理論を担当している志野です。
どうでもいい話ですが、昔は「しのっち」と呼ばれていました。

今回は、専門科目を紹介するという話なので、そうですね・・・、秋学期の経営管理論について簡単に説明しようと思います。

おそらく「経営管理論」といっても、ピンとこない人が多いと思います。
経営学は知っていても、経営管理論については、あまり馴染みがないと思います。
でも、次の用語について耳にした人は多いのではないでしょうか。
・・・それは、「マネジメント」です。

「マネジメント」と言えば、そう、確か数年前に話題になった本で、映画にもなった、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』を思い出す人もいるでしょう。
これは前田敦子が主演していました。
この中で、女子マネージャーは、ドラッカーのマネジメントの理論を参考にして、チームを勝利へと導きます。
選手の強みを生かして、やりがいを持たせて、さらに高い目標を持たせることによって、やる気を引き出していきます。
これは、まさに経営管理論の重要なテーマの一つであるモチベーション論です。

経営管理論とは、要するに、経営学の一分野で、特に「人のコントロール」に焦点当てています。
経営管理論の内容は、学者によってまちまちなのですが、おそらく次の二点は共通していると思います。

一つ目は、リーダーシップ論です。
そして二つ目はモチベーション論です。
この二つは、ビジネス書や自己啓発本の中でも、よく見かけるテーマです。
なぜ、この二つが重要なのでしょうか。それは、組織が成立する条件として、外せないからです。

組織が成立する条件は、著名な学者であるバーナードによると、①共通の目的、②協働的意思、③コミュニケーションの3つが最も重要だと述べています。
①を作り出すのは、主にリーダーの役目で、さらに雰囲気の良いコミュニケーションしやすい職場づくりも、リーダーの仕事です。
そして、②については、従業員のモチベーション、すなわちやる気を引き出す必要があります。
やる気のない人ばかりでは、誰も協力して働こうとは思わないでしょう。
やる気は、自分自身が作り出すか、あるいは職場の管理手法が影響を及ぼすのか、いろんなアプローチがあります。

以上の点から、私の担当している経営管理論では、リーダーシップ論、モチベーション論を中心に据えて、それ以外にコミュニケーションの理論などにも触れていきます。

それでは、良い大学生活を!


商学部の専門科目紹介:国際ビジネス論A・B

今回は、商学部の専門科目「国際ビジネス論A/B」を紹介します。

国際ビジネスというと苦手な英語が関係するのかとか、私の生活には関係ないとか考える人もいるかもしれませんが、世界の国々で国際ビジネスと無縁でいる国は皆無と言っていいと思います。
言い換えれば、企業が行う貿易や国内や外国での活動は、国家の国内総生産(GDP)の源泉となっています。
君たちの衣食住の主だったところは国際ビジネスによって成立しています。

担当する梶浦が編集・執筆した教科書「はじめて学ぶ人のためのグローバルビジネス(三訂版)文眞堂」を用います。
この本で商学部や経営学部などの大学生諸君、経験の浅いビジネス・パーソンはグローバル・ビジネスとマーケティングの基本戦略を学んでいただけます。
授業の内容は、多国籍企業が世界市場に参入する際の企業戦略、競争戦略、マーケティング戦略を解説するものです。
これらについて基本内容から始め、やや専門的内容までを包括しています。

梶浦は、日本の食品企業大手に勤務後、欧州に本社のあるグローバル企業2 社に奉職した時期があり、現在も企業関連団体で役職を務めております。
実務経験はもとより、梶浦や執筆者諸氏の企業経験や社会経験も随所に盛り込まれています。
君たちの就活に役立つ情報源にもなります。

内容(「BOOK」データベースより)
刻々と膨張し変貌するグローバル世界で展開されるビジネスとはなにか。
本書は商経系大学生諸君、若手ビジネス・パーソンがその基本を学ぶために執筆され、グローバル・ビジネス・ワールドのマクロと多国籍企業がそこに参入する際の個別戦略、すなわちミクロを解説している。
初版から早くも8年がたち、最新内容を執筆者も一新し全面的に改訂。


商学部の専門科目紹介:コンピュータグラフィックス

こんにちは。商学部ウェブサイトへようこそ。
商学部教員の笠置です。
今回は、商学部の専門科目「コンピュータグラフィックス」について紹介します。

自分の考えを相手に伝える場合、どのような表現方法を考えますか?
情報が相手に理解しやすいように伝わりやすい方法を考えるのではないでしょうか。
例えば、対話(声、音、口や手足の動き)、文字(フォント、大きさ)、図表(形、色彩、大きさ)、映像、画像…等、さまざまな表現方法があります。
自分(情報送信者)は、相手(情報受信者)が短時間で正確に理解できる表現を考える必要があります。

どのような情報の表現方法が有効なのかを考えてみましょう。
人間は、生活する上(飲食時、学習時、歩行時…等)で7割以上を目(視覚)の情報に頼っていると言われています。
視覚の情報とは、外界から眼球に入射した光(明暗(強弱)や波長の長短など)の情報を脳に伝え、脳が処理(明るさや色、形、文字、奥行き、動き…等)して知覚(認知)した結果を指します。
人間の知覚メカニズムは非常に複雑です。
眼球に入射した光の強さや波長の長さの情報をそのまま処理するのではなく、周囲への影響と周囲からの影響も考えなければなりません。
周囲の環境によって、印象が変化することは表象(イメージ)しやすいと考えますが、対象物の大きさや長さ、明るさや色彩などが異なって見えることも知られています。
すなわち、視覚の情報を工夫することによって、情報の伝わりやすさが変化すると考えられます。

社会では、ビジュアルデザイン(グラフィックデザインや、パッケージデザイン、広告デザイン、Webデザイン、映像デザイン…等)が溢れています。
学生の皆さんも、レポート作成や発表会、卒業論文等で、自分の考えを相手に伝えるために文字や図表等で表現することがあります。
その時に、“どのようなレイアウトで作成するべきなのか?”や“配色をどうするべきか?”、“図表の大きさはどれ位にするべきなのか?”など考える必要があります。

ビジュアルデザインを実習するにあたり、ラスター系(Photoshop等)とベクタ系(Illustrator等)の2種類について基本操作を学びます。
前者は写真の画像処理(モザイク処理や色調補正等)やLINEスタンプのパラパラ漫画等、後者は大判ポスター作成やロゴマーク作成等、簡単な作品を制作します。(動画編集については、他の科目で学びます)

本科目では、人間の視知覚特性や認知心理学を勘案し、コンピュータグラフィックスのアプリケーションの基本操作を実習して作品を作り、発表会を通じてフィードバックするなど、さまざまなビジュアルデザインについて提案できる人材を育成します。
特に、商学部ではe-コマースを考えたWebデザインや、広告デザイン、プレゼンテーションなどを想定した学び実現しています。

ビジュアルデザインが分かると世界が広がります!
色彩心理や認知心理に興味がある人、CG(Computer Graphics)や、VR(Virtual Reality)に興味がある人は、ぜひ愛知学院大学商学部でお待ちしております。


商学部の専門科目紹介:会計学

今回は、商学部の専門科目「会計学」について紹介します。

会計学という科目があるのですが、皆さんは「会計」と聞いて、どんなことをイメージするでしょうか。
レストランやコンビニのレジ?会社の経理?お金の計算?財務諸表?このようにイメージするかもしれません。
どれも正しい会計のイメージです。
ですが、どれも会計の1つの側面でしかありません。

「会計」というのは、「特定の主体の経済活動について、情報の利用者(利害関係者)が、その主体とのかかわりについて、事情に精通した上で判断や意思決定を行うことができるように、それらの活動を会計担当者が会計的に認識し、その結果を会計情報として彼らに伝達する社会的行為」(藤田幸男「会計の基礎概念」『産業経理』1996年7月)なのです。
このように聞いても、難しくてピンとこないかもしれません。
簡単に言うと、会計とは、投資家や銀行といった会社のことを知りたい人に、その人たちがその会社との関係について正しい判断ができるように、会社の活動について説明することなのです。
この会計に関する学問が会計学です。

会社の経理担当の人が、会社の経済活動を観察して、財務諸表という会計情報を作成します。
その会計情報を情報の利用者すなわち利害関係者に伝達します。
会計情報を作成する技術を簿記といいます。
利害関係者は、会計情報を判断や意思決定に利用します。

会計があるからこそ、 投資家は、どの企業に投資をするかの判断ができます。
銀行は、安全に融資を行うことができます。
企業は、資金調達ができます。
企業は、取引相手を選ぶことができます。
経営者は、経営判断ができます。
国や県・市は、税金を徴収できます。
就活生は、安全な企業を選択できます。

このようなことを学ぶのが「会計学」という科目なのです。


日本消費経済学会で表彰されました

青木均(商学部教授)著『小売営業形態成立の理論と歴史-日本におけるスーパーマーケットの展開-』(同文舘・2020 年)に対して、日本消費経済学会より2020年度奨励賞が授与されました。


夏のオープンキャンパス(ご来場ありがとうございました)

愛知学院大学では、8月7日(土)と8日(日)にオープンキャンパスを開催いたしました。
商学部では名城公園キャンパスにて、模擬授業や体験実習、および学生との座談会を行いました。

吉田聡教授による学部説明

秋本昌士教授による模擬授業

Pepperを活用したロボットプログラミング実習

青木均商学部長との座談会につきましては、動画コンテンツをYouTubeにて公開しております。
マーケティング女子座談会 https://youtu.be/rwKCRqA8uOU
PR大使座談会 https://youtu.be/hMCKIGmEjGQ


商学部の専門科目紹介:商学特論Ⅳ(消費者問題と政策を学ぶ)

今回は商学部の専門科目「商学特論Ⅳ(消費者問題と政策を学ぶ)」について紹介します。
この科目は2021年度に設置された新しい授業です。

消費者と事業者との間には情報の質・量や交渉力に格差等があり、このことが原因で消費者に被害が発生することがあります。
皆さんも誤った表示で商品・サービスを購入してしまった話や、製品の安全性に問題があり消費者に被害が出た話などを聞いたことがあるかと思います。

このため、皆さん消費者は、自らの利益を守るために、自主的かつ合理的に行動することができるよう自立する必要があります。
この自立をサポートするために「消費者教育の推進に関する法律」が定められています。
そしてこの法律に基づいて、大学をはじめとする多くの教育機関で学生に対し消費生活に関する知識を習得し、適切な行動に結びつけることができる実践的な能力を教育しており、この授業でもこれらのことを踏まえた内容を展開しています。

具体的な内容は、消費者問題の現状と消費者を守る政策の概要、商品等の安全の問題、生活の管理と契約の問題、情報とメディアの問題などについて、最新のトピックスを織り交ぜながら、問題解決のために実際に行動できるようお話ししています。

さらに、この授業では実践的な能力につなげるため、消費者問題に携わる実務家の方(私も消費者団体の研究所に所属しています)にお話し頂くことを重視しており、本年度はゲストスピーカーの方を2名(2回)お招きし、消費者を守る消費生活センターの活動と金融トラブルにあわないための対応について、それぞれ講演を行って頂きました。

皆さんも、今後消費者として日々の買物をする際に何に注意すればよいのか、不幸にして消費者問題に直面した際にどこに相談すればよいのか(1人で解決することはとても難しいことです)といったことが知りたければ、ぜひこの授業を履修してみてください。


夏のオープンキャンパス

8/7(土)と8/8(日)午前・午後に名城公園キャンパスでオープンキャンパスを開催します。

商学部では流通・マーケティングコース、会計・金融コース、ビジネス情報コースの各コースに
より模擬授業が開催されます。また独自イベントとして
 8/7午前には、会計・金融コースの「ペーパータワーを作って会計学に触れてみよう!」
 8/7午後には、ビジネス情報コースの「ロボットプログラミングを体験しよう」
 8/8午前には、流通・マーケティングコースの「女子から見た、マーケティング最強の裏側」
 8/8午後には、学部全体の「商学部の本当の本当」
をそれぞれ開催します。
商学部で学べる内容を知る絶好の機会となりますので、ぜひお越しください!

模擬授業・独自イベントの詳細は次のPDFをご確認ください。
https://navi.agu.ac.jp/event/aigaku-opencampus2021/real/pdf/mkc_program.pdf

また、来場は予約制となりますので(一部満員のものもあります)ご注意ください。
https://navi.agu.ac.jp/event/aigaku-opencampus2021/real/index.html


商学部の専門科目紹介:ビジネス情報論B

こんにちは。商学部の教員の李素煕です。
今回は商学部の専門科目「ビジネス情報論B」について紹介します。

ビジネス情報論Bという科目は、スマートフォンやタブレット端末、ソーシャルメディアなどの普及といったICT(情報通信技術)の発展が小売経営に及ぼす影響に注目しながら、小売企業における顧客戦略について学ぶ科目です。

ICTの急速な進化は、私たちのライフスタイルの幅広い場面に変化をもたらしています。
中でも、買い物の場面について考えてみますと、下記のような行動を取ることが増えているように感じます。
例えば、実店舗(オフライン)で商品の色やサイズなどをチェックした後、その場で購入するのではなく、チェックした商品をスマートフォンのアプリを使って注文をして、商品を家まで届けてもらうといった買い物パターンがあります。
または、ECサイト(オンライン)で気に入りの商品の価格や機能、レビューなどの商品情報を検索・収集した後、実店舗に訪れ、店員からさらに詳しい説明を受け、実店舗で購入するといった買い物パターンがあります。
前者のように、実店舗で商品情報を収集し、ECサイトで購入する消費行動をショールーミング(showrooming)といい、後者のように、ECサイトで情報を収集し、実際には実店舗で購入することをウェブルーミング(webrooming)といい、これらの消費行動が常態化しつつあります。
マーケティングでは、このような、オンラインとオフラインの店舗を統合し、消費者にシームレスな買物経験を提供する顧客戦略のことをオムニチャネル(omni-channel)と言いまして、近年、小売業界では、オフラインの店舗事業とオンラインのEC事業それぞれの顧客データを統合的に管理して、顧客関係管理の精度を上げ、より有効な販促活動を展開したり、その効率化を図ったりすることが求められるようになっています。

ビジネス情報論Bの講義では、上記のような日頃の買物行動を踏まえながら、店舗とECのチャネルを統合的に管理する戦略としてのオムニチャネル戦略について詳しく学んでもらいます。


オデッセイ アワード 2020

商学部では1年次専門科目「情報リテラシー」にてMOS試験(Word・Excel)の対策も行い、新入生においては学期末にMOS試験の受験を推奨しております。
今年度春学期においては、商学部新入生は8月上旬にMOS試験(Word)を受験する予定となりました。

このほど、MOS試験を運営している株式会社オデッセイコミュニケーションズより「2020年度 オデッセイ アワード マイクロソフト オフィス スペシャリスト 大学・短期大学部門賞」を受賞しました。


 

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