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お知らせ

カテゴリー別アーカイブ: 教員

新任教員の紹介

商学部では本年4月に新任教員として伊藤聡志講師を迎えましたので、ご紹介をいたします。

出身地:岐阜県
専門分野:データ分析、個人情報の識別リスク評価と匿名化
主な業績:
・「健康診断データとレセプトデータの匿名加工情報を用いた疾病リスク分析」, 情報処理学会論文誌, 2021, Vol.62, No.9, pp.1560-1574.
・「De-identification for Transaction Data Secure against Re-identification Risk Based on Payment Records」, Journal of Information Processing, 2020, Volume 28, Pages 511-519. ”
最終学歴:
明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻 博士後期課程 修了
就任直前の職歴:
日本学術振興会 特別研究員DC2
趣味・スポーツ:
友人と通話しながらゲームをすることや、YouTube等で動画や配信を見ることが好きです。
生まれてこの方、ちゃんとスポーツをしたことは一度もありません。
就任の挨拶:
今年度より商学部講師となる、伊藤聡志と申します。
岐阜県で生まれて静岡県で育った、根っからの東海っ子です。
データ分析やデータベースについて、皆さんと一緒に学んでいけることをとても楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

http://comm.agu.ac.jp/teachers/teachers/itosatoshi/index.html


新任教員着任のお知らせ

愛知学院大学商学部において、今年度新任教員として伊藤聡志講師(データサイエンス)が着任しました。

教員紹介ページも、2022年度版に改訂いたしました。


新教務主任のお知らせ

岡野純司教務主任が3月31日をもって任期満了となったのに伴い、4月1日付で野口倫央教授が商学部教務主任に就任しました。


教員公募のお知らせ(金融関連科目)

愛知学院大学商学部では、金融関連科目の専任教員を公募することになりました。
詳細は、下記ページをご覧ください。

https://www.agu.ac.jp/recruit/img/commerce20220322.pdf


商学部の専門科目紹介:応用商学ⅩⅤ (SDGsと企業のCSRマネジメント)

お久しぶりです♡   しのっちこと、商学部の志野です。
前回の経営管理論の紹介はいかがでしたか。
今回の私の担当する科目の紹介ですが、昨年度から始めた、応用商学ⅩⅤ(SDGsと企業のCSRマネジメント)についてお話します。

みなさんもご存じの通り、SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のことです。
これは、国連が2015年に国連サミットで採択した世界各国が取り組むべき目標で、17個(169ターゲット)が設定されています。

これが提唱された2015年当時は、誰もこれに見向きもしませんでした。
それどころか、フリーメイソンの陰謀説が唱えられ、さらに元アメリカ合衆国大統領のドナルド・J・トランプが、自国優先主義を唱えた結果、各国もそれに倣ったような風潮が出来上がり、マスコミのみならず、学校教育の現場でも知らない人が多数を占めていました。

私も恥ずかしながら、これを知ったのは、2017年頃に、タレントのピコ太郎が、外務省の動画の中で、SDGsをプロモーションした踊りを公開し、それを講義の中で偶然見た時に、はじめてSDGsの存在を知りました。
その後、経営学Bで、CSR(企業の社会的責任)を教えているのですが、企業のCSRの紹介サイトが、徐々にSDGsのレインボー色に染められていきました。
その背景には、2017年11月に経団連の企業行動憲章が改訂され、SDGsの達成が優先事項として取り入れられたことが、最大の原因だと考えられます。
そして、今や、企業のCSRは、SDGsを切り離しては考えられなくなっています。

その後、企業の積極的なSDGsの取り組みへとつながっていき、今や、SDGsはあらゆるメディアで報じられるようになりました。
日々のニュースから娯楽番組に至るまで、SDGsを見ない日は、ほとんどありません。
これを見ると、いかに私たちの日本社会が、企業によってコントロールされているかがわかります。

さて、昨年度から始まった応用商学ⅩⅤ(SDGsと企業のCSRマネジメント)ですが、17の目標の中で、受講者が選択したテーマは、どのようなものだったでしょうか。
春学期と秋学期の受講者の学期末レポートのテーマの内訳のベスト5は、以下のようになりました。

    第1位 目標6「安全な水とトイレを世界中に」9名
    第2位 目標14「海の豊かさを守ろう」7名
    第3位 目標15「陸の豊かさを守ろう」6名
    第4位 目標4「質の高い教育をみんなに」5名
    第5位 目標1「貧困をなくそう」4名

残念ながら、商学部に関係するであろう、目標12「つくる責任、つかう責任」を選択した学生は2名に過ぎませんでした。
やはり、近年の地球温暖化や森林破壊、海洋汚染などに関心のある学生が多いのが特徴です。
ただ驚いたのが、目標1の「貧困問題をなくそう」を選んだ人が4名もいたことです。
その学生のレポートの中で、「僕が目標1を選んだのが、多くのSDGsの問題の発端が貧困問題と関係しているから、このテーマを選んだ」と書かれていました。
また、第一位の目標6「安全な水とトイレを世界中に」を選んだ学生の多くは、水資源が豊富で、水道水をそのまま飲める日本の素晴らしさを讃えていました。

以上のように、昨年度からはじめた応用商学ⅩⅤ (SDGsと企業のCSRマネジメント)では、私も知らないことばかりです。
私の専門外のことも出てきました。
おそらく学生の皆さんの方が知識のあるテーマもあるでしょう。
今後も、お互い、ほどほどに、楽しみながら、学び合い、許し合いながら、進めていきたいと思います。

例えば、SDGsの表現のパロディですが、高齢夫婦を笑いのネタにする芸人の綾小路きみまろは、SDGsを次のように言い換えていました。
「少し(S)、ダメでも(D)、我慢(G)、する(S)、という心構えこそが、持続可能な夫婦生活の秘訣である」、とです。
私の担当する応用商学も、この精神で進めていきたいと思っています。


商学部の専門科目紹介:応用商学Ⅶ(国際ビジネス)

今回は、商学部の専門科目「応用商学Ⅶ(国際ビジネス)」を紹介します。

応用商学は学生が自分で取り組んでいく実用的な科目であり、自分で調べて発表することによって理解を深めることができます。
応用商学には各分野から多様な領域がありますが、そのなかで国際ビジネスというと英語が関係するのかとか、私の生活には関係ないとか考える人もいるかもしれませんが、世界の国々で国際ビジネスと無縁でいる国は皆無と言っていいと思います。
言い換えれば、企業が行う貿易や外国での活動は、国家経済の成長の源泉の一つです。
身近な例としては、君たちの衣食住の主だったところは国際ビジネスによって維持されています。

担当する梶浦教授が編集執筆した教科書を用います。
この本で商学部や経営学部などの大学生諸君、経験の浅いビジネス・パーソンはグローバル・ビジネスとマーケティングの基本戦略を学んでいただけます。
その内容は、多国籍企業が世界市場に参入する際の企業戦略、競争戦略、マーケティング戦略を解説するものです。
これらについて基本内容から始め、やや専門的内容までを包括しています。

梶浦教授は、日本の食品企業大手に勤務後、欧州に本社のあるグローバル企業2 社に奉職した時期があり、現在も企業関連団体で役職を務めております。
実務経験はもとより、執筆者諸氏の企業経験や社会経験も随所に盛り込まれています。
調査や発表を通じて役立つ経験にもなるだろうと思いますので、履修されてはと思います。


商学部の専門科目紹介:Webデザイン

皆さんこんにちは。商学部ウェブサイトへようこそ。
商学部教員の笠置です。
今回は、商学部の専門科目「Webデザイン」について紹介します。

社会では、インターネットを利用した情報発信ツール(電子メールやブログ、電子掲示板、SNS、…など)が溢れています。中でも、不特定多数に多くの情報を発信するホームページ(Webサイト)の構築は、工夫次第でさまざまな表現をすることが可能です。

本ブログを見ている“あなた”ならば、基本を学べば必ずWebサイトを作成することができます!! Webサイトを作成したことが無く、基本を知らないから抵抗があるだけです。まずは難しいと考えず、興味を持って一歩踏み出してみましょう。

【Webサイトを公開するまでの流れ】(概略)
Webサイトを運用するためには、はじめに①計画(立案、素材(画像や文章)の準備)し、次に②デザイン(レイアウト、Webページの内部リンク、他サイトの外部リンク)を具体的に考え、③コーディング(HTML、CSS)を行い、必要に応じてプログラミング(Java、PHP等)を行う。さいごに④インターネットに公開する。④で完成ではなく、不具合や改善を繰り返して⑤Webサイトを保守・管理・アップデートします。

Webサイトを作成する場合、ターゲットに情報をどのように発信するのかを考え、“どのようなレイアウトで作成するべきなのか?”や“配色をどうするべきか?”、“図表の大きさはどれ位にするべきなのか?”など考える必要があります。

本科目では、HTMLおよびCSSの基礎を学び、Webサイトを制作(実習)し、発表会を通じてフィードバックするなど、さまざまなWebデザインについて提案できる人材を育成します。特に、商学部ではe-コマースを考えたWebデザインや、広告デザイン、プレゼンテーションなどを想定した学びを実現しています。

Webデザインが分かると世界が広がります!興味がある人は、ぜひ愛知学院大学商学部でお待ちしております。


商学部の専門科目紹介:流通政策

今回は商学部の専門科目、流通政策について紹介します。

わが国では1980年代以降、規制緩和(規制改革)が本格的に取り組まれるようになりました。
規制緩和とは、企業の経済活動に対する政府のさまざまな規制を廃止・緩和することです。
その目的は、市場における企業間の競争を促進し、企業の経済活動を活性化するためです。

この規制緩和は流通分野でも積極的に行われ、これらに大きな変化をもたらしました。
一例を挙げれば、中小規模の小売業者を守るためにスーパーなど大型店の出店を制限する大規模小売店舗法という法律が緩和・廃止されましたが、この結果、各地で大型店の加速度的な出店や商店街の衰退をもたらしました。
医薬品流通における規制緩和は、薬局だけでなく、コンビニエンスストアやインターネット通販など多様な小売業者で市販薬が購入できるようになるという変化をもたらしました。

流通分野における規制緩和の進展により、消費者は,良質な商品を低価格かつ高サービスで入手することができるようになり、あるいは買物の利便性を享受することができるようになりました。
しかし、商店街のシャッター化などにより買い物が不便になる人々も生まれました。
小売業者にとっても事業が成長する機会を得ることになった反面、小売業者間の競争激化にさらされるようになりました。

この授業では、このように流通に大きな影響力を持つ流通政策について、その概要や競争政策(市場における競争を維持・促進する政策)、振興政策(中小流通業者の事業活動を支援する政策)、商業まちづくり政策(中心市街地において商業を含む街づくりを促進する政策)などに焦点を当てて、1年間を通して学びます。

皆さんが将来メーカーや流通企業に就職し、日々のビジネスを行う際に、流通政策の適用を受ける場面も多いです。
これらの企業でビジネスを行いたいと考えている方は、ぜひこの授業を履修してみてください。


商学部の専門科目紹介:応用商学Ⅹ

こんにちは。商学部の教員の李素煕です。

今回は「応用商学Ⅹ(海外の消費市場と消費者を学ぶ)」について紹介します。

近年の日本の消費財メーカーは、海外での販売抜きにその成長が語れないほど、海外市場への依存 度が高くなっています。
昨今はコロナの影響で訪日観光客が減っていますが、今や日本の観光地も 海外からの観光客を抜きにビジネスが成り立たなくなっていることは承知のごとくです。

しかし、海外の市場では日本でヒットした商品がまったく売れなかったり、思わぬ商品が人気にな ったりしています。
観光地にしても、予想もしなかったスポットに外国人が殺到する現象があちこ ちで生じています。

なぜ、このような現象が生じるのでしょうか。

実は、この現象の裏側には日本と海外での「暗黙知」の異なりが存在しています。
同じ商品を見ても、 同じ色を見ても、同じデザインを見ても、同じ商品名を聞いても、日本人、中国人、アメリカ人、フラ ンス人では、それらから受けるイメージや感じ方が大きく異なることが分かっています。

何が「美しい」のか、何か「かっこよい(おしゃれな)」のか、何が「使いやすい(機能的な)」のか、 何が「かわいらしさを感じさせるネーミング」なのかは、世界の国や地域によって大きく異なることが あります。
観光地も同じで、出身国によって「魅力的」に感じるポイント、つまり風景や文化財が持つ 「意味」が異なるため、人気のあるエリアに違いが生じているのです。

このような感じ方の違いは、個人差に起因する面もありますが、国や地域ごとに共有されている感じ方の 違いに起因している面もあります。
たとえば、金色を見たときに、日本人は「豪華さ」を感じる反面、「成 金」「派手」などとネガティブな印象も持ちます。
しかし、中国の人は「縁起が良い」「清らか(邪気を払う)」と感じることが多いとされます。
このような国や地域ごとに異なる「規範感覚」の違いのことを「地域暗黙知」と呼びます。

応用商学Ⅹでは、海外の消費者の消費行動の背後にあるローカルな「暗黙知」を理解し、適切なマーケティング戦略のあり方を受講生の皆さんと一緒に考えます。


商学部の専門科目紹介:会計学

こんにちは。商学部の伊藤徳正です。
今回は、前回(2021年8月)に引き続き商学部の専門科目「会計学」について紹介します。

前回の私の投稿において、会計とは、投資家や銀行といった会社のことを知りたい人に、その人たちがその会社との関係について正しい判断ができるように、会社の活動について説明することなのだとお話ししました。
この説明のために、会社の経理担当の人が、会社の経済活動を観察して、財務諸表という会計情報を作成します。
その会計情報を情報の利用者すなわち利害関係者に伝達します。
利害関係者は、会計情報を判断や意思決定に利用します。 会計情報が、嘘の情報であったり、間違った情報であったりしたらどうなるでしょうか。
投資家や銀行、取引先といった情報の利用者は、間違った情報をもとに意思決定をしてしまい、大きな損害を被ることになってしまいます。
嘘の会計情報を作成することを、粉飾決算と言います。
残念なことに、粉飾決算が行われて大きな社会問題となっている例は、たくさんあります。

利害関係者が、安心して会計情報すなわち財務諸表を利用できるように、財務諸表を適切なものかどうかチェックすることを、会計監査と言います。
会計監査を行うのは、公認会計士という人々です。
公認会計士は、社会的に非常に重要であるため、国家資格が必要な職業です。

商学部の「会計学」では、毎年、公認会計士協会東海会から公認会計士の先生方が来てくれて、公認会計士職業説明会を開催しています。
公認会計士の実際の仕事はどのように行っているのか、公認会計士試験はどのような試験なのかなど、わかりやすく説明してくれます。
今年度は、コロナ感染防止のために、オンラインによる開催となりました。
公認会計士になって活躍している卒業生も登場して、どんな学生生活を送っていたのか教えてくれました。

写真は、今年度の説明会の様子です。

会計の職業資格には、公認会計士のほかに、税理士もあります。たくさんの商学部の卒業生が、税理士として活躍しています。
皆さんも、商学部で会計学を学び、公認会計士や税理士を目指してみませんか。




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